声劇台本【わくらばの泉】第三話
「お名前」×『お名前』
声劇台本【わくらばの泉】第三話
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二話から五年後、オウヨウは15歳位の想定です。
カイウの年齢は変わっていません。
オウヨウ君元気ないぴぇんです
↓第一話
https://nana-music.com/sounds/063bda3f
↓第二話
https://nana-music.com/sounds/063bda8f
↓第四話
https://nana-music.com/sounds/063bdce9
「」オウヨウ
『』カイウ
『オウヨウ!久しぶりじゃの~、元気じゃったか?』
「久しぶり、カイも元気してた?…って聞くまでもないか」
『余だって元気じゃない時くらいあるぞ!何だと思っとるんじゃ!』
「少なくともここ五年は見てないな。血を見ると顔を青くするくらいじゃない?」
『血はどうしても駄目じゃからの…それより、最近来ないのは何でじゃ?…もしかして余に飽きてしもうたのか?』
「そんなわけないだろ?…ちょっと忙しくてさ。」
『んー、家の事か?跡取りの一人じゃし、そろそろ仕事を教わる歳じゃろ?』
「…僕が長になる事はないよ。兄上が居るし、そもそもそんな器じゃない」
『何でじゃ?あの家の血は継いでおるし、お主の兄よりはよっぽど向いとると思うがなぁ』
「そんなことないよ。とにかく、僕は継がないから」
『何を遠慮しておる、お主がなればこの村は安泰…』
「分かったような口きくなよ!!…今日はもう帰る、また暫く来れないから。じゃあね。」
『え…オウヨウ、待て!オウヨウ!!…行ってしもうた…』
#鳥男の台本 #声劇台本 #二人用声劇
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