17.鬼
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17.鬼
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凛「流石に…鬼の俺でも二人はきついか。千歳様の居場所もわかったことだし、今日はこれぐらいにしてやるよ。」
雨水「千歳、怪我はねぇか?」
千歳「はい、腹部がまだ少し痛いですが…。」
雨水「自分の主だからそんなに痛くはしてないと思うが…男鬼の一撃は痛いかもな。」
千歳「男…鬼?」
雨水「あぁ、そうか。ここには鬼と人間がいるんだが…その中でも鬼ってのはお前とかさっきの凛のことを言うんだ。」
千歳「私が…鬼?」
雨水「あぁ…見た目は人と変わらないから分からないかもな。ツノが生えていて、目が黄色になるのが鬼だ。」
蒼月「男鬼は早さと強さが人より増して、女鬼は治癒が早い。後鬼姫がいるんだけど…それはちょっとよく分からないんだ。」
雨水「他にも種族はいるが…ここら辺だとこの二つだな。」
千歳「そう…なのですね。」
雨水「鬼は人間にとっては羨ましくて特別な存在なんだ。だから人は鬼姫や鬼を捕ら、その力を我が物にしている。姫を取られたんじゃ鬼も手出しは出来なくてな…。」
蒼月「雨水…続きは中で話そう。」
雨水「あぁ。」
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