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2commnets
  • - Noise Philia -  member entry's user icon
    「 ……a…ah…ah…」 機械人形は何かを思い出したかのように、音を紡いでいく。 何故、何故なのだろう。 だが、世は不思議なものだ。 ひとつの“オト”に誘発され更なる“オト”が生まれる。 息を引き取ったはずのガラクタ達が初めの1体と同じように、澄んだ空気に1音、また1音と重なり生まれる。 起動した生命体は、“オト”と共鳴し、雫を落とした。 何かが眩しかったのか。はたまた己の欠陥か。 何故、何を、何と。 訳もわからず零れていく雫と”オト”。 その時の“オト”を聞いたものなら、その“オト”はもう音ではなく、歌だということに気づくのだろうか。 いや、ガラクタ達と等しく、そもそも認識できないのだろうか。 _素直に、知りたいと思った。 このオトを。このウタを。 僕を揺るがす、この激動を。 〜 はじめは ― かすれた“オト”だった.    どこからきこえてくるのだろう.    そもそも“オト”とはなんだろう.   次第に“オト”は“ネイロ”になって    “音色”は空に響き始める.     音色が響いている.   色んな“アイ”と共存するかのように.     ボクたちは、ウタが、全てだった. . . . . 〜
  • - Noise Philia -  member entry's user icon
    後半ちょっと私もアーシャさんのやつ元に書いてみました