二人声劇「鯨の夜(仮)」

● 様×〇 様/歌 SUE様/演奏 ふっきー様

(1:30〜 イントロ) ●まるで、獣みたいだ。 　言葉も忘れて、衝動に任せて君を喰らう。 ●もっと君を、大切にしたかったのに。 ●……ごめん。 (1:13〜 歌入り) ○「…っ！」 ●「ごめん…痛かった…？」 ○「…大丈夫」 ○痛みを感じるのは、これが罪だからだ。 　自分の領分も弁(わきま)えず…あなたを、誰にも渡したくなかった。 ○こんなことで繋ぎ止めたって、きっと意味はないのに。 〇それでも、 (0:45〜 同時に読む) ●これは、僕のだ。 ○これは、私のだ。 (0:42〜) ●「人生で最も長く一緒にいるのは、誰だと思う？」 ○「…家族？」 ●「妻や、夫」 ○「血も繋がってないのに、変なの…」 ●「案外、血の繋がりなんて大したことじゃないのかもしれない」 ○「…そうなのかな。もう、わかんないや…」 ●「…」 ○白い月明かり。 ●満たされるよりも、喪失感に押し潰されそうだった。 ●「ごめんな…」 ○「ううん、謝らないで…兄さん」 #ふっきー伴奏 #勇魚 #岩見拓馬 #声劇 #声劇台本 #二人声劇 #十六の台本 勇魚(いさな)がクジラのことだと、初めて知りました。 special thanks たろぽさん，imさん