滑舌滑落怪談・其の壱①
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滑舌滑落怪談・其の壱①
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歌詞
このお話をするに当たって台本を作ったんですがね
どうにも記憶力が乏しいもんで、これは滑舌以前の
問題だなと...覚えるのに苦労しました。
記憶ってもんは不思議なものでして
昨日の夜ご飯だったり、友達との約束を忘れる
こともあれば、物心付く前の記憶や、人によっては
産まれる前、お腹の中にいる頃に聴いた音楽を
覚えていた、なんて話もあるらしいんですがね、
実はこれからお話するのは、
そんな記憶の話でございまして...
長年心の中に残っていた記憶の断片
夢か現かも分からない、それでも心に居座って
不意に浮かんでくる、そんな何かが
時を経て、ある日突然現実と重なり
真実の姿を映し出す。
そんな事が、時として起こることがあります。
これはそんなお話でございます。
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