ソラニン - 夜明け version
ASIAN KUNG-FU GENERATION💔🌸
ソラニン - 夜明け version
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一生をかけて花を食む。それが美しい。
花を愛し、花が愛された日々をここに記す。
-カショク-
#花蝕
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『精神美...?桜の花言葉のひとつですね。私には勿体ない言葉ですよ。』
私の、桜の花言葉。人間が勝手につけたものだが私は気に入っている。そしてすぐに花言葉だと分かった彼女はやはり博識であり、聡明。
私を食べるに相応しいな。
「お前、花を...桜を食べてみないか。」
『えっ...花を、ですか?』
あからさまに戸惑った色を見せるがお前はきっと断ることができないだろうよ。だって、花を食べる意思がある者の前にしか我らは現れることができないのだから。
『うぇ...美味しくないですよ...。』
「美味しくなるのさ。私と契約を結べばの話だがな。」
言われるがまま花を口にしたが、決して美味しいとは言えなかった。素直に伝えると少し意地悪そうな笑みを浮かべて目の前の女性は言った。
「私はな、お前が母親に手を引かれて参拝に来ている時から知っている。この桜の精霊、宵だ。」
『精霊...?』
「私と契約を結べば花を食べることで生きられるぞ。」
花を美味しいとは感じない、だから生涯花を食べるなんて御免だ。
そう思っているはずなのに...花を食べれば痩せることができるかもしれない。宵のように美しい女性になれるかもしれない。
「私...契約、します。」
『その願い、しかと受け止めた。美しい人間、宇治宮穂希よ。』
“サン・フローラ契約の取次を願います。
生と死を見届け、花と生きるモノを繋ぐ花の神よ、この地に降りてください。”
-汝ら、名は-
「桜、宵」
『宇治宮 穂希』
-花は花蝕に、花蝕は花に愛を注ぐことを誓うか-
『「はい。」』
-このモノ達に花の愛を、花の加護を、魂を同化し命尽くまで契約は途切れん。-
episode4 花のような美しさを求めて花となる
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💔 宇治宮 穂希 ( cv. 音葉やよい )
恋人に体型のことを言われ、失恋した。
🌸 宵 ( cv. あーしゃ )
桜の精霊。
#花蝕_カショク
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