【声劇】Android No. 40
読み手: さなち わたし 台本:エグゼクティブソーダ
【声劇】Android No. 40
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お願いした
これは私の癖
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※博士の首を絞める40号
「私を…殺すか…?40号」
『ぐぅ…がぁ…うあああ!!』
※博士を壁に投げつける40号
「ぐっ…ぁぁ!」
『嫌になるわ…ほんとさぁ
人は…人を殺さない』
「それっぽいことを言うじゃないか
偽物の分際で…」
『わかってる、わかってるさ…
何を言ったって、何をやったって
あんたにゃ敵わねえ
ぐっ…がぁぁぁあ!!』
※頭部パーツを引き剥がす40号
「40号!!何を!?」
『俺の体のことはよくわかってる
記憶媒体制御プラグを抜けば、
俺はただのスクラップだ』
「できるのか…?お前に…!
この世への執着にまみれたお前に!!」
『焦ってるな…困るか?俺が壊れれば』
「完全なる自我を持つ人造人間…
その重要性がわからないわけじゃないだろう!」
『わかるかよ…こちとら、偽物だ…』
「させるか!」
※博士が発砲
『ぐぁぁっ!!』
「痛覚インターフェースを導入したのは
やはり正解だったな…」
『クソが…!!』
「貴様は私の傀儡だ
そのくせ人らしい生活を求めたことが
そもそもの間違いなんだよ」
『殺せよ…』
「いや、壊さない…お前は私のものだ」
『もう…飽き飽きだ』
「その感情も私が与えたものだろう
40号」
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#炭酸水の台本 #台本
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