ゴスペルガー
マリア(野々宮)×ウィル(ゆうぢ)
ゴスペルガー
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「罪ありて幸福と。」
久しぶりの声劇です
フォローさせて頂いてからずーーーーっとコラボしたかった野々宮さんの声劇をお借りしました!
声がいいと言うかお芝居がめちゃくちゃ上手で登場人物が生き生きしてて凄い人です。お時間あれば聴いてみてください( ∩'ω'∩)
(https://nana-music.com/users/10211225)
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マリア … 教会の娘。
ウィル … 葬儀屋の跡取り。(男女不問)
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(教会の為、マリアはEchoエフェクト推奨)
マリア:
〝恐れるな。わたしはあなたとともにいる。
たじろぐな。わたしがあなたの神だから〟
ウィル:彼女の祈りを、僕は聞き続ける。
マリア:〝主(しゅ)は、私たちのすべての咎(とが)を彼に負わせた〟
ウィル:聖なる借り物の言葉を。呪いにも近いような、懺悔の祈りを。
(鐘の音)
ウィル:彼女が僕の罪を、受け入れ、抱え続ける限り。
(台詞の途中でノイズが被ります。)
(雨の音)(場面転換)
ウィル「出会いの話をしよう。彼女は神父の子供で、僕は葬儀屋の子供だった。」
(ピアノ入り)
マリア「ねえ、」
ウィル「……」
マリア「命は、一度きりなのよ」
ウィル「知ってるよ。」
マリア「だったらどうして、墓を掘り返すの?」
ウィル「僕の命だから。」
マリア「あなたの?」
ウィル「僕が殺した。だから、僕の命だ」
マリア「……そう。」
マリア「じゃあ貴方は、ひとつの罪でひとつの命を救ったのね。」
(着火の音)
ウィル:教会の彼女は聖女だった。
罪すらも愛す、純粋な聖女。
(激しく燃え上がる。)(歌入り)
マリア:〝わたしはわたしの足を置く場所に栄光を与える。〟
貴方の罪は私が負いましょう。貴方は神に祈りを捧げるの。
(貴方の罪は〜から重ねて)
ウィル:聖書と命を背にする彼女に、僕は魅せられた。
マリア「おいで、ウィル」
(炎の音が止む)
ウィル:僕の手を取ったのは、聖なる魔女だった。
#声劇
#台本
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#掛け合い
#二人用台本
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Comment
2commnets
- ゆうぢ
- 野々宮ゆうぢさん!!コラボありがとうございます!! 褒め褒めされてしまって嬉しいです光栄です、、☺️☺️ ドンピシャなウィルきた!!!!!となりました。等身大の正統派ウィルくんをありがとうございます!