『声劇台本』憂う十一月の出来事
読み手 亜蘭
『声劇台本』憂う十一月の出来事
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オトコノコ。
うーん。ちょっとリテイクするかも。
以下作者様より台本転載⤵︎ ︎
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冬が僕たちを攫いにきたよ
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曇り空の隙間から光が零れていた。
君が踏んだ雪を追う為に、
古くなったコートを着込んだ。
「なんにもないね」
君が目指していた場所はどこだろうか、
僕にはちっとも分からない。
きっとこれからも
赤くなった手をポケットに突っ込んだ。
「なんにもないよ」
君が寂しそうにしていたことは覚えている。
心の空洞には感情の燃え滓と、
憂う十一月の呪いが積もっていた。
痛いくらいの寒さが僕の顔を濡らした。
さよならの言葉が重く感じた頃には
君の姿は溶けてしまった。
遠くの方で鳥が鳴いている。
呆然と立ち尽くす僕の意識は眩んでしまって、
もうなにも思い出すことも出来ないんだ。
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赤くなった手にポケットを突っ込んだって3回位間違えてる事に気づかない程度に色々疲れてるのかもしれない…。
尺もピシッとあわせたい…
ありがとうございました…!
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