【tumpop:メインストーリー】28-29話
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【tumpop:メインストーリー】28-29話
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28話 アネモネに歌を
🌺「うーん…」
🌼「どうしたの?先生」
🌺「今回は私がセンターでしょ?こんな大事な時期に私がって…。あぁ、もうこんなんじゃだめね、私が年長なのに」
🌼「大事な時期…確かにそうですね…。一歩も引けないですから…。でも今この曲を歌えるのは先生だと思うんです」
🌺「でも、愛なんて…私には」
🌸「近すぎて気づかないこともあるんよ、先生」
🌺「そういうものなのかな…。って花、とても大人びてるのね…。まさか好きな人…!?」
🌹「休憩終わり!練習再開するよ!」
💐「先生?ほら、行きますよ」
🌺「…あ、ごめん!今行く!」
🌺「これも、愛…なのかな」
___本番当日
🌼「やれることは全部やった!」
🌸「うん、私も悔いはない…!」
🌹「いい感じにみんな仕上げてくれたわ。練習通り行きましょ!」
💐「もちろんだ。私達の新しいパフォーマンス、みんなに見てもらおう!」
🌺「えぇ!最高のパフォーマンスにしましょ!それ じゃあ、みんな行くわよ〜!!」
🌺「hop、step?」
☘️「「tumpop!!」」
愛は測れないもの、見えないもの。他人は愛を定義づけるのが好きみたい。馬鹿馬鹿しいなんて思っていた自分もいたけど、それは間違いだったみたい。だって私も…きっと彼女たちも愛に包まれてここにいるのね。それに気づいてるか気づいていないかは、分からないけれど。
29話 Dear
🌹「あれ、デジャヴ?」
💐「デジャヴだな」
🌹「やっぱり?」
🌸「……うたちゃん?」
🌼「…決勝進出だよ…!!!」
🌺「私のおかげね!」
💐「まぁ、それもそうだな」
🌺「なんか、ストレートに言われると照れるわね…」
🌷「おめでとうございますっ!先輩?」
🌿「素晴らしかったです~!私、あの妖艶?な雰囲気大好きで~す!」
🌺「あ、八坂ちゃんじゃない!?」
🌿「久しぶりで~す!先っ…」
🌺「しーっ!!ここではりんね!!りんねなの!!」
🌿「そうでしたっ!りんねの声とっても素敵でした~!」
🎋「あの楽曲、雰囲気…ちょっと意外でしたけど フフッ」
💐「新たな一面というやつだ」
🌷「フフッ 何はともあれ、次は決勝。決勝の相手は…」
🌿「私たちで~すっ!!」
🎋「お手柔らかにお願いしますね」
🌷「そこそこいいパフォーマンスだけど、負ける気はしないわ。精々時間を持て余す事ね…」
🌺「そんな言い方…!」
🌼「先生。XanadUさん、私たちは貴方達のステージが好きです。でもそれだけじゃ私たちは次に進めない。決勝で待っててください。私たちの今がXanadUさんにどこまで通用するか見てて欲しいんです」
🎋「フフッ 面白いことを言いますね。決勝相手はそうでなくっちゃ。楽しみにしています。それでは」
🌿「ばいば~いっ!」
🌸「言うようになったなぁ…うたちゃん」
🌼「もう…!からかわないでよ花ちゃん!」
🌸「フフッ ここまで連れてきてくれてありがとうね、うたちゃん。私本当に嬉しい」
💐「花、その言葉はまだ取っておいた方がいいんじゃないか」
🌺「そうよ。まだ始まっていないじゃない」
🌸「フフッ そうでしたね。でも本当に感謝してるんです、うたちゃんと皆には。だから…」
🌼「花ちゃん……!私…私ィ……!!」
💐「なッ、何で今泣くんだよ?!」
🌹「アハハッ しまらないわねぇ〜」
🌼「絶対ッ絶ッッ対優勝しようね…!!!」
🌸「フフッ 気持ちはみんな一緒だよ…これからも…きっと」
いつも繋ぎ止めてくれた貴方に私は何が返せるだろう。貴方に何を与えられるのだろう。何もしてないって笑っている貴方があまりにも眩しくて私は時に霞んでしまう。幽霊みたいな私が貴方の横にいることへの自信はまだ…ない。でも貴方と同じ景色をみたい、ただ。貴方が起こした奇跡の瞬間を隣で見させてください。これからも、傍で。
素敵な伴奏お借りしました。
#デレステ部 #tumpop #ユニット #ラブライブ
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