〖歌詞〗
罫線が歪み切っていた
筆圧もままならない
言語とすら呼べないくらい
杜撰で 不安定 なんで
丁寧が腐りきっていた
人格もまだ幼い
擁護をすりゃ お偉いみたい
どうか始めから
こんな詰んだ世界を無にして
分かり合えるという意味の施行を証明して
なぁ もうさ
痛覚の脳信号でさ
絆を確かめてみよう
伝わらない感情を振って
内臓裂いて膿を取って
感覚も焼き去って
友達
塞がらない外傷を縫って
散々やって膿を以て
透明な主を待っている
そうやって種を保っている
_____
昔の彼は酷く爛れた肌をして虚ろな瞳をしていた。
彼には感覚といったものがほとんどなかった、友人もこの手で焼き殺してしまった。
少年は〔悲しい〕〔辛い〕といった感情を大人の前で見せ泣いた。
空っぽな心、何も感じていない空虚な言葉を並べて感情があるフリを続けた。
能力の弊害、両親からのネグレクト、英雄を無情にも彼の元には現れなかった。
少年の心に更に闇が落ちる。
そんな彼の元に一人の男が尋ねてきた。
「その肌を治してあげる、知識を与えてあげる、作り替えよう、救いのある素晴らしい世界に」
少年はその男の手を握り微笑んだ。
この世界には救済が必要だ。
誰もが皆平等に楽園を享受する権利がある。
幸あるものには不幸を、救われない者に永遠の救いを。
透明で空っぽな主の席に「私は」君臨しよう
〖I'll help you unhappy〗
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演者:宇佐
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企画垢
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