<朗読声劇用>「溶けない雪と迷う親指」

朗読してくれた 素敵なあなたの名前

だんだんと寒くなってきて 吐く息も白くなったりして 以前、書かせてもらった台本を思い出しました nanaやTwitterで仲良くさせてもらってる 悠來さんの言葉を お借りして書かせて頂きました(´∪`*) 朗読台本169本目です。 「溶けない雪と迷う親指」 題名は読まないほうがいいと思います 「ねぇ…あのね……」 そのあとに　本当に伝えたい 言葉が想いが言えなくて たったその一言なのに打てなくて スマホの画面を見つめた 迷う指先が痛い おかしいでしょ？ あなたじゃなくて 他の人には　飾らずに言えるのに 苦しいって言ったら助けてくれますか 悲しいって言ったら撫でてくれますか 寂しいって言ったら抱きしめてくれますか 本当は隣にいて欲しいだけ 私の名前を呼ぶ　 あなたの声が聞きたいだけ 「そんなこと？」って 言われるかもしれないけれど 私にとっては大きなことなの 言えないまま　残った言葉たちは チクリとトゲに変わり 心に　胸の奥に積もっていく 溶けてはくれないの 作り物の雪みたいに❄️ 「ギュッ」と握ったスマホ あなたからのLINE 「大丈夫？　なんとなく気になって」の一言 素直になれない親指は また「大丈夫だよ〜」「元気だよ🍀」 って打つの ほらね　また　チクリチクリと 雪が降るの 窓の外は　星が綺麗に見えるほど 晴れているのに。 読んでくれて ありがとうございました😊 本家の悠來さんの 朗読も　ぜひぜひお聴きください❄️ https://nana-music.com/sounds/05dfe536 #朗読台本　　#声劇台本