【声劇台本】第十四話:わかり合うことなど【インチキ霊能者召裏の事件簿】
台本:ばね ◆:バスチアン ◇:
【声劇台本】第十四話:わかり合うことなど【インチキ霊能者召裏の事件簿】
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女の悪霊役、募集中です。
十三話は召裏の出番がほとんどなかったので録っていません。
前後のお話はこちらから。
プレイリスト
インチキ霊能者召裏の事件簿
https://nana-music.com/playlists/3688204
インチキ霊能力者召裏の事件簿2
https://nana-music.com/playlists/3702203
コラボの際は台本の作者様へ拍手、コメント等お願いします。
以下は台本からの引用です。
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◆召裏(めしうら):株式会社心霊コンサル代表にして(自称)稀代の霊能力者。
◇霊:アパートに取り憑いた女の悪霊
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◇見ちゃったの。
彼が、別の女と楽しそうにしているところ。
ショックで、隠れて後を追ったわ。
そして聞いてしまった。
彼が私を「都合の良い暇つぶし」と話していることを。
そして気づいてしまったの。
それを愉快そうに聞いている女が
大学で私に嫌がらせをしていた性悪のお嬢様だってことに。
まぁ二人が出会ったのは偶然だったみたいだけど
その時の私の世界を壊すのには十分だった。
彼に電話をして、泣き叫んだ。
「帰ってきて、話をして」
目の前であんな光景を見せつけられて
なお私が縋れるのは彼しかいなかった。
そして彼は…帰ってこなかった。
私はだんだん生きる気力を失って…。
◆衰弱して、死んだ。
餓死なんて、普通選べる死に方じゃない。
あんたにとって、よっぽど辛いことだったんだろう。
だが、ここに残って怨念を振りまいても
あんたの恨みが晴らされることはないぞ。
◇うるさいわね!
もうどうでもいいのよ。
あいつらに復讐できないなら
この惨めな私を世界に残し続けてやる。
せめて自分が生きた証に。
ひどい仕打ちをし続けた私を忘れて
この世界が続くなんて許さない。
◆憎しみに身を委ねるのは止せ。
あんたの両親も、生きてたらそんなこと望まないはずだ。
◇知ったふうなこと言わないでよこの詐欺師!!
あんたなんかになにが…。
◆俺も、親がいないからな。
◇………っ!
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#声劇 #朗読 #台本 #インチキ #霊能力者 #掛け合い
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