Crazy∞nighT
Mate the ViviD
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Mate the viviD グループサウンド
ーCrazy ∞ nighT/ひとしずくPー
📚與座伊織役 瀬々
『Mate the ViviDの初めてのサウンドがついに出ました☺️✨伊織の「突拍子もない」誘いによってできた、各々の目的達成に「熱中している」、「素晴らしく」「風変わり」で、ある意味「狂った」チームのMate the ViviD…彼らの物語の幕が開いたことがとても嬉しく思います!是非物語のカーテンコールまで見届けてほしいです🙏』
💌心葉彩奈役 汐凪カナデ
『Mate the ViviDの物語がついにスタートしました!!✨種族も性格も、目的も違う3人が、''MPF1位''という1つの道を歩む……摩訶不思議なお話の序幕!メイドの3人と一緒に、皆さんも楽しんでいきましょうっ!!!💪
''単純''なんかじゃ終わらせない私たちの狂想曲、退屈なんてさせませんよ!!!』
💸伊集院マヨイ役 いでぁ
『ついに我らがメイド!開幕でございます!!!なんとなくここのチームがずば抜けて個性の殴り合いをしている気がしており…🙏3人が別々の目的のために様々な手段で道を切り開いていく……そんな彼らのこれからをどうぞ皆様で見守っていただきたい!!1.2.3ではじまります!!!!!!』
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💌響くカーテンコール 止まない喝采 もっと もっと 響かせて?
🌇開演ブザー 幕が上がった 1、2、3 で
💌はじまるよ
💸おーい伊織〜、紅茶きらしてんじゃねーかよ〜!
📚おや、それはすまないね
💸準備すんでねーし…彩奈来ちまうぞ?
📚そうだねぇ…
💌あの〜…もういるんですけど〜…
📚💸あっ
💌スポットライト照らす道 進んだら
📚「不思議の館へ」 💸「漏れなくご・招・待♪」
📚「迷ったようだね」 💸「外はもう」
📚💸「暗いから」💸 「危ないわぁ~」
📚「アカリガ」 💸「ツクマデ…」
🌇「「「もてなしましょう」」」
📚「今宵の見せ場を…」 📚💸「「始めよう」」
💸「5秒前~♪」
📚「さあ、アイツも」
💌「コイツも!」
💸「ソイツも?♪」 🌇みんなで大騒ぎ
💸「5、4、3、2、1、0…StarT!! 」
🌇すすめ! Crazy nighT 幕は上がった
📚💌もっと もっと 盛り上がれ
💸「ホーイ!」
🌇台本どおり演ればいいのさ
💸💌考えないで馬鹿になろう!!
💸「テヘッ☆」
🌇ぐるぐる 123 で 酔わせて酔って
🌇もっと もっと 騒ごうぜ
🌇単純なのはつまらない? なら、もっと狂わせて
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Mate the viviD メインストーリー 第1話
『…天気がいいな。』
ある日の昼下がり、與座伊織は何気なく外を歩いていた。
程よく陽が差し、心地よい風が重たい前髪を揺らす。
澄みきった青空を見上げ、少し伸びをする。
…そういえばインクが切れかけていたような……そう思った伊織は文具店の方へと足を運んだ。
用事を済ませ、特にこれといったことをする気もないのでまっすぐと帰路へ向かう。
見慣れた風景に目を掠める。
『…なんてつまらない』
そっと、そう呟いた。
足を進める
『……なんだ…?あちらが騒がしいな…』
そちらへと目をやれば…、
そこには、見慣れたこの街には似つかわしくない
なんとも”非日常的な光景”があった
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「な〜頼むって!このとーーり!!ぜってぇ倍にして返すからよ〜…!」
「え?あ、あの…」
「今日は!今日は勝てる気がするんだ!だからよ〜俺の事信用してくれって〜!!」
「そ、そんな事言われても…アタシどうしたらいいか…」
奇抜な格好をした2人が道の真ん中で何か話をしているようだ。
つまらない日常が少し楽しくなりそうだな、
そう思った伊織はそちらへと歩み寄る
『やぁ、こんにちは。こんなところで何をしているんだい?』
「あ…こ、こんにちは…?」
「…あーテメェ!いい服きてんなぁ〜?さては金持ちだな?フゥー!なぁ頼む!金貸してくんね?1文無しなんだよ今!このままじゃ食うもんもねぇしよ〜倍にして返すから〜」
『ん、状況がよく分からないな…とりあえず、立ち話も何だ。あちらのカフェで少し話でもしないかい?勿論、僕の奢りだ。』
「お?やりぃ!良い奴だなオメー!」
「あ、えと…ありがとう、ございます…」
そうして3人は近くのカフェへと移動した。
メニュー表を開き各自物を頼んでから、話を聞く。
『さて…何をしていたのか気にはなるが…その前に名前だ。君たちは何というのかな?』
この場所では珍しいほど奇抜な衣服に身を包んだ方が口を開く
「…アタシは心葉彩奈。マネキンに宿ったつくもがみ、なんだって。…さっきはちょっと困っちゃって…あはは、すみません。」
『付喪神”なんだって”ってことは…あまり自覚がない、のかい?』
「うーん…少しわからなくて。でも、アタシの事を作ってくれたご主人様がいることだけわかってるの!だから、その人を探してるんだ。」
『へぇ…心葉くん、か。それで…』
人目も気にせず喚いていた…目つきの悪い方に目を向ける
「……俺か?マヨイ。伊集院マヨイ!ここらじゃ有名なギャンブラーだぜ〜?へへ。ところでコレうめぇななんだ?ぐらたん?うめぇわ。」
『伊集院くん、か。先程は何を…』
「だー!そうだった忘れてた!昨日全財産賭けたらさ〜ボロ負けして全部スっちまったんだよ!だからよ〜とりあえず金持ってそうなやつに声掛けてたんだよな〜、警察呼ばれたりして大変だったけどよ…」
そう言ってまた食事に戻る
『なるほど……?…あぁ、僕は與座伊織。好きに呼んでもらって構わないよ。ところで……』
出会った時から持っていた疑問を投げかける
『伊集院くんはなぜお金に固執するんだい?何か過去にあったり…したのかな』
そう問うとマヨイは食事の手を止めた
「…あ?あー…んー、何から話せばいいんだ?えーっとな…」
少しずつ、話し出す
「俺こうみえてロボット…ってかクローンなんだよ。つっても失敗作なんだけどさ〜。俺を作ったヤツがどっかいけって言うからどっかいったんだ。でなんだ?仕事だとかベンキョーだとかしてたんだけどつまんなくてよ、そんときに出会ったのがポーカー!で、ドハマりしたってわけだ!まぁ気分で賭け物色々変えてるからよ〜、金欲しいんだよね。金あればじゃんじゃん賭けてガッポガッポだろぉ!?」
楽しそうに話すマヨイ
『…ほう。………ところで、MPFというものを知っているかな?』
「あ?んだよそれ、」
「アタシも知らないな…」
もしかしたら。そう思った伊織は話を始める。
『1年に1度開催される音楽の祭典、それが”Music Power Fes”。これで自らの実力を示し見事上位入賞したチームは…1年間、音楽界を率先する。云わば…支配者となるんだ。』
「で?」
『この祭典は多くの人間が注目していて知名度もある。1年間なんて相当な期間があれば音楽の力でその”金稼ぎ”とやらも上手くいくのではないかと思ってね。』
「知名度…ご主人様でもわかるってこと!?」
食らいつくように彩奈が言葉を放つ
『…さぁ、それはわからない。が、可能性はゼロではないだろうね。』
『それで、だ。これに出場するためには3人でチームを組まないといけない。僕は生憎、面白いことに目が無いのでね。…伊集院くんの金稼ぎ、そして心葉くんの人探し。2つが同時に叶うかもしれない。そして僕の退屈も少しは晴れる、かもしれない…。悪い話ではないだろう?』
3人は顔を合わせる
「………お前…」
『…なんだい?…あぁ!僕は別に怪しいものでは無いよ、そう思うのも無理はないかもしれないけれど…』
「…ふーん、なぁ、彩奈はどう思う?」
少し戸惑いつつ問いに答える
「あっ、……MPF…1番になれれば、きっとご主人様にも会える、よね…」
『あぁ、大いにありえるだろう』
「……アタシ、は…出る。出たい、MPFに。もう一度、あの人に会いたい…!」
真剣な表情に変わる。
そして2人はマヨイを見る
「…おもしろそーだもんな。ソレ。なら出るっきゃねーだろ!?任せとけ、歌は得意なんだ!」
「…!マヨイさん…!」
『っはは、いい返事だ。』
「それで?後やることとかあんのかよ」
『そう、だねぇ…』
「ち、チーム名、とか?」
「あー、んー…これとかどうだ?」
そういうとレシートの裏に文字を書き始める
『…めいと、ざ、びびっど?』
「そーだぜ!Mate the ViviDだ!俺たちなんか全然似てねーけどさ?なーんかMPFで1番になる”仲間”になったわけだからよ〜!略してメイドだ!」
「メイド…!仲間…!素敵!」
『さて、そうと決まれば作戦会議だ。』
3人は店を出る
各々の目的に向かって、歩き始める。
「これからよろしくね!伊織さん、マヨイさん!」
「おー!めっちゃ歌いまくって最強になろうぜー!!」
くすくすと笑みを浮かべる
『ふふ、そうだね。それじゃ、行こうか。彩奈くん、マヨイくん』
それを聞いた2人は目を丸くする
「え、今…」
「”下の名前”で呼んだよなぁ!?さっきまでみょーじだったじゃねぇか!!」
『はて、そうだったかな?』
「そうだったってー!おーい、おもしれーやつだなぁ!!」
「あ、ちょっと、まってよ〜!」
澄みきった青が広がる晴天の下、
3人の新しい日常が今、幕を上げた
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Mate the viviD(メイト ザ ビビッド)
メンバー
📚與座伊織
・自称出不精で引きこもりがち。本人的には情報収集などのために外出するのは外出にカウントしない。実態はむしろ家にいるほうが少ない。家にいるときは永久に集めた資料や本を読んでいるだけ。
・家は無駄にでかい日本家屋。中は本が詰め込まれた廃墟みたいなもの。生活感がない。冷蔵庫はたいてい何も入っていない。マヨイが住み着き始めてたまに生活の痕跡が見られるようになった。
・人と交流すること自体は嫌いではない。目つきや怪しい雰囲気から、人好きのされないきらいがある。交流自体は面白いものとして捉えているが、執拗に過去を詮索されることは嫌い。
・物語や情報を収集することが好きで、興味を惹かれるものに熱中してしまう。特に、人間以外の存在には強く興味を持つ傾向がある。人間でも面白ければ良し。
・一見すれば目的達成のためにほぼ無条件に協力してくれるいいやつ。しかし、その実ただ自らの興味と知識欲を満たしたいだけの自己満足男。興味のあるものをより面白くするためなら多少倫理観のないと思われるような行為も発言も厭わない。嫌な奴。それで相手の逆鱗に触れて殴られようが殺されかけようが、ヘラヘラ笑って相手の感情の動きを観察して楽しんでる節がある。
・自分以外の興味深い人物を観察対象だと捉えている。その本人が進む物語を見たがっているからこそ、物語の進行を邪魔するような介入をしてくるものや、物語での選択肢を他者に委ねようとするものが嫌い。
・自分で文章や物語をしたためることもあるが、自分の文章が嫌いで誰の目にも触れさせたくない。
💌心葉彩奈
とあるファッションデザイナーの愛用していたマネキンに宿った付喪神。
付喪神として派生して直ぐ、持ち主(ご主人様と認識)に「"動くマネキン"は気持ち悪い」と言われてしまい、大好きなご主人に捨てられる。
だが、当時は派生したばかりだったので捨てられたことも知らない。ご主人がよくしてくれた髪型、服装、装飾品がお気に入り。
派生して現在3年経っているが、世の中の事はあんまり知らない。神様ではあるが、付喪神なので力は弱い。人に幸運を訪れさせることが出来るが、成功は稀。所謂『ポンコツ神様』
MPFには人探しの目的で参加するが、出るからには全力で練習をする。
持ち主にまた会える日を信じて生活している。
💸伊集院マヨイ
金儲けの為にロボットを開発している人間に作られた量産機(クローン)。の、”失敗作”。捨てられた。
開発者曰く”不具合が多い”らしい。
マヨイ本人は口が悪い。顔が怖い。多重人格か?というほど感情の起伏が激しいが、歌になると割と安定する。
妥協ができないタイプの子なので思ったことは直ぐに言う
人に何か言われるとその時の気分によって対応が変わる
普段は頭が悪い。たまーに鋭い発言をする
身よりもなく暇な時に出会ったのがギャンブルで初めて賭けたのが自分の身体。ネジ外れた根っからのギャンブラー。
歌も金稼ぎのためにはじめた。
賭物がデカければデカいほど勝率が上がるアホ。
金持ちそうなやつを見つけるととりあえずその人に媚び売るのが趣味。上手くいったことは無い。
自分の家とかないので最近は伊織の家に住み着いてる。
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