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DE FACTO-WONDERLAND
デ フ ァ ク ト ワ ン ダ ー ラ ン ド
八尺様 - Opening
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「最後は皆さんでしたか。待ってましたよ。
皆さんにはとっておきのお話をお伝えしますね。
この話なんてどうでしょうか?
とある村に封印されている、正体不明の怪異のお話です。
祖父母の家に泊まりに、村へ訪れた高校生の男の子は、縁側でゆったりと寛いでいました。すると、どこからともなく奇妙な声が聞こえてきます。
生垣から見えたのは、帽子をかぶった白いワンピースを着たとても身長の高い女性でした。
その事を何気なく祖父母に話すと、祖父母の態度が急変。怒鳴るような口調で、どんな様子だったかを聞いてきます。
「垣根より背が高くて、白いワンピースと帽子をかぶっていた。」
「ぽっ、ぽっ、ぽぽぽ…と気味の悪い声が聞こえた。」
と彼は話をします。
その話を聞いた祖父母の顔はみるみるうちに青ざめわ、口を震えさせながらも、ゆっくりとその女の正体を話しだした。
大女はその村に伝わる「八尺様」と呼ばれるとても厄介な化け物で、名前通り八尺(240cm)もの身長があり、魅入られると取り殺されてしまう…というものだった。
そのまま彼は、御札が貼られ、四隅に仏像と盛り塩が置かれた2階の一室に閉じ込められました。
窓は全て新聞紙で目貼りされています。
「朝まで出てくるな。私たちはお前に話し掛けたり呼ぶ事もしない。」と祖父が言い、彼も不安に押しつぶされながらも眠りについた。
目が覚めたのは午前1時頃。
窓ガラスをコツコツと叩く音がした。
そして聞こえてきた祖父の声。
「おーい大丈夫か。こっちに来てもいいぞ。」
思わずドアノブに手をかけようとしましたが、祖父母の言葉を思い出し、思いとどまります。よく部屋を確認してみると、部屋にある盛り塩が黒く変色しかけていました。
あまりの怖さに、仏像に祈りながら布団に戻ると、
「ぽ、ぽぽぽ ぽ ぽ ぽぽぽぽぽ ぽ」
の声とともに窓ガラスがガタガタと鳴り始めます。彼は祈り続ける他ありませんでした。
次に目が覚めたのは、朝の7時頃。
1階に降りると玄関には祖父がおり、早く車に乗るようにと促されます。
「これからは目を閉じて下を向いていろ。いいと言うまで絶対に目を開けるな。」
と忠告され、彼は不安になりながらも車に乗り込みました。
間も無くして、発車した車。
そのうち、「ぽぽ、ぽぽっぽ、ぽ ぽぽ…」という声が聞こえてきたが、村から抜け出せたようで、八尺様からも逃げ出せました。
八尺様は地蔵によって封印されているようで、その村からは出れないのです。
しかし後日、血の気の引く話を聞きます。
祖母から、「誰かによって八尺様を封印していた地蔵が壊されてしまった。」
という連絡を受けるのです。
しかも壊されたのは、彼の家の方角の地蔵だった。
…その後彼がどうなったかは分かりませんが、今もどこかで、八尺様の犠牲者が出ているのかもしれません。
どうでしたか?
そうですね、丁度僕たちと同じ年齢の子達が犠牲になっているので……リアリティは出ると思います!
はい!楽しみにしてます。
ハロウィーン、盛り上げましょうね。
皆さん、いい夜を。」
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『ひぐらしのなく頃に』
島みやえい子
(リリア/ルーク)ひとりずつ 消されてゆく
(ジャック)蒼い炎
(ヴィル/レオナ)暗闇の その向うに
(ジャック)朝はもう来ない
(ジャック)雨垂れは血の雫となって頬をつたい落ちる
(+ルーク)もうどこにも
(+レオナ)帰る場所が
(+ヴィル)無いなら
(全員)鬼さんこちら 手の鳴るほうへ
どんなに逃げても 捕まえてあげる
ひぐらしが鳴く 開かずの森へ
(リリア)後戻りは
(全員)もう出来ない
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【CAST】
レオナ・キングスカラー(CV:翠琴)
ジャック・ハウル(CV:粧子)
ヴィル・シェーンハイト(CV:棚ぼた。)
ルーク・ハント(CV:yu-zen)
リリア・ヴァンルージュ(CV:星桜)
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