廃屋の話 - Ⅰ
DE FACTO-WONDERLAND
廃屋の話 - Ⅰ
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DE FACTO-WONDERLAND
デ フ ァ ク ト ワ ン ダ ー ラ ン ド
呪いの黒電話 - Ⅰ
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カリム「…イト……ケイト!」
ケイト「んぅ……カリムくん?……ぇ、ここは!?」
カリム「それがよく分からねぇんだ。今シルバーとセベクが調べてくれてるんだけど…」
シルバー「起きられましたか、先輩。」
ケイト「っ、ごめん、状況が読み込めないんだけど。オレ、自分の部屋で寝てたよね…」
セベク「ええ。カリム先輩もシルバーも僕も、ここへ来る前は自室で眠っていたんですが、何者かによってこの異空間へ飛ばされたようです。っく、若様は無事でいらっしゃるだろうか。それだけが心配だ。」
すっかり自分の世界に入ってしまったセベクちゃんを横目に、シルバーくんは続ける。
シルバー「部屋を見てきましたが、奥に小さい部屋が1つ、ダイニングキッチンが1つありました。またトイレやシャワー室、窓等も無く、唯一ある鉄の扉も外側から鍵が掛けられており開きません。」
ケイト「うげぇ、なにそれ気味悪ぅ… てか、魔法使えば一発で出れるんじゃ」
カリム「それが、誰一人マジカルペンを持ってないんだ。ケイトは持ってるか?」
ケイト「…………ない。」
カリム「だよなぁ。よし、とりあえずオレらも部屋を見回ってみるか。」
ケイト「そうだね。っしょ……あれ、スマホはある。」
セベク「おお!では、先輩の携帯電話で助けを呼びましょう!」
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【CAST】
ケイト・ダイヤモンド(CV:R!co√)
カリム・アルアジーム(CV:あんずのき)
シルバー(CV:出)
セベク・ジグボルト(CV:棚ぼた。)[代理]
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