朝までハロウィン
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朝までハロウィン
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───── 夜はまだ終わらない…… ─────
「素敵なパーティーお招きありがとう!とっても嬉しいわ!嬉しいわ!」
タフィーは会場の片隅でお喋りをしている2人の魔女に声をかけた。片方の魔女から会場全体に漂う魔力と同じ魔力が感じられたからだ。きっとこの子がこの宴の主催者に違いない。
「ところでお菓子は好きかしら?」
「リュヌはお菓子大好きだよぉ」
「あぁ良かったわ!良かったわ!それならたくさんお菓子を召し上がれ!」
タフィーは杖(ステッキ)のカトラリーをどこからともなく取り出すと、頭上に滑らせる。
「≪召し上がれ可愛い子(ディギン·スウィーティー)≫」
銀色のフォークの先から流星のように金色の光が舞い落ちると、机の上に次々に美味しそうなお菓子が姿を現す。
「あらあら?どうしたのかしら。そっちの子の好きなお菓子が出てこないわ!」
「私はお菓子は好きでも嫌いでもないので」
「まぁ、どうしましょう!どうしましょう!私が魔法で出せるのはお菓子だけなの!」
「お気遣いなく。特に食べることも好きでも嫌いでもないので」
すると大きなカップケーキにかぶりついていたリュヌがフォレスの方を振り返り、首をかしげて問いかける。
「フォレスはお菓子好きじゃないの?」
「はい。嫌いでもないですが」
「じゃあ、リュヌの好きなキャンディをあげるねぇ。フォレスも同じのが好きになってくれたら嬉しいなぁ!」
「うふふ、2人は仲良しね!素敵ね素敵ね!」
「うん。さっきお友達になったのぉ」
「友達になると了承はしてません」
「えぇ……お友達じゃないのぉ?」
「それなら、これからもっと仲良しになるのね!素敵ね素敵ね!」
「…………」
人の話を聞かず盛り上がる自由気ままな南の魔女たちにフォレスは思わずため息をもらした。
「やはり人間と違って魔女の欲望を集めるのは骨が折れそうですね……」
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🍴タフィー・サヴァラン(cv.弐藍)
🎖フォレス・ヴォイド(cv.瑠莉)
⏳リュヌ・ブランシュ(cv.はいねこ)
all:Halloween!Halloween!Trick or Treat!Hey!
Halloween!Halloween!Trick or Treat!Hey!
Halloween!Halloween!Trick or Treat!Hey!
⏳(welcome to Halloween night…ふふふ…)
all:LaLaLa...LaLaLaLaLaLa...
La...LaLaLaLaLaLaLaLa...
🍴屋根裏部屋の秘密
🎖古いボロボロの敷布(シーツ)
⏳夕食を済ませた頃 友達が遣って来る
🍴心臓ドキドキ!? 期待でワクワク!?
🎖さあ…乗り遅れるな
《お楽しみ》(パーティ)の始まりだ!
all:「「せぇ~のっ♪」」
all:(⏳↑)Trick or Treat?
お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ!
朝まで《お祭り》(ハロウィン)!
続けようよぉ 夜はまだ 終わらない…
Halloween!Halloween!Trick or Treat!Hey!
Halloween!Halloween!Trick or Treat!Hey!
Halloween!Halloween!Trick or Treat!Hey!
Halloween!Halloween!Trick or Treat!
☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽
☪︎素敵な伴奏ありがとうございました☪︎
inatti17様
https://nana-music.com/sounds/04077e90
☪︎ 𝕋𝕒𝕘 ☪︎
#魔女タフィー #魔女フォレス #魔女リュヌ
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