朗読シリーズ物。①
─君の罪─
朗読シリーズ物。①
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通話しながら 考えたね 合作
読んでみたくなった、
( もう やめて )
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─君の罪─
私はとてつもない「罪」を犯した。
あの時の私は気づかなかった
そう、私は日頃のストレスで人けのない古い神社に火をつけた。
中に人が居るとも知らず─。
「優等生」
「期待」
「プレッシャー」
全てが私の鎖だった。
その時私はふと思い出した。あの古い神社を。
学校の帰り理科室から盗んだライターを持ってあの神社へ。
スリルがあって楽しかった。バレない様に盗んでバレても優等生の私とは誰も思わない。
誰かのせいに。
周りを見渡して火をつけた。
小さい火が私の叫びの様にどんどん大きく...
あぁ、綺麗だ...
「あハハ...ハハハハ」
私は初めて心の底から笑みを零した。
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