クレア・ロゼッタ【前編3】
台本 由季
クレア・ロゼッタ【前編3】
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🥀クレア・ロゼッタ キャラストーリ【前編3】🥀
クレア・ロゼッタ役
〔https://nana-music.com/users/8527560〕
?「クレア、帰ったのか」
クレア「……っ!」
オリヴァー「クレアさんのお父様ですか?」
父「えぇ。クレア、心配したんだぞ?出掛けるならそう言ってくれ。…ところで、貴方は?」
オリヴァー「申し遅れました。私、オリヴァー・ノーツと申します。クレアさんには道に迷っていたところを助けて頂きまして」
父「そうでしたか!クレアは不出来な娘でして、何か粗相はしなかったでしょうか?」
オリヴァー「…いいえ。むしろ良くして頂きました。素敵なお嬢さんですね」
父「…そうですか。クレア、寒かっただろう、中に入ってなさい。」
クレア「…でも」
父「入りなさい。」
クレア「…はい。」
家の中に入ろうとしたクレアを引き留めるように、オリヴァーが声をかける
オリヴァー「ん?…クレア、これもしかして君のかい?」
クレア「え?」
何か落としたのかと思い、オリヴァーに近づくクレア。彼が差し出したのは、黒いチョーカー。クレアにとって見覚えのないものだったので、不思議そうな顔をしてオリヴァーを見ると――
オリヴァー『(小声で)プレゼントだよ。見つからないようにね』
そう言うと、父親に見えないように口元に人差し指を立てる
クレア『(小声で)…ありがとう。オリヴァーさん…また、会える?』
オリヴァー『(小声で)また明日、あの場所においで。』
クレア「…うん」
父「すみません、うちの娘がご迷惑を…クレア、何を落としたんだ?」
オリヴァー「いえ、違ったようです。交番に届けておきますね。引き留めてしまってすみません。…では私はこれで。」
オリヴァーはその場を去って行く。
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