アレン・ジルベルト【後編】
台本 冬華
アレン・ジルベルト【後編】
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🎻アレン・ジルベルト キャラストーリ【後編】🎻
アレン・ジルベルト役
〔https://nana-music.com/users/7626901〕
後編
アレン「懐かしい事を
思い出したな。」
ここは、寝室だろう。
朝が来たのだ。
雀がないている。
「今日も
仕事でもするか」
「ここに来て
もう5年か。」
5年前も今も、
子供のくせに彼女は誰にも負けない正義感があった。
シャルロット「私…
皆さんを助けられないのかしら。」
「本当は…パパのような探偵になりたいのにこれじゃ!!」
まだ、12歳の子供が
何を言うのだろうか。
「君にはまだ力もなければ
1人で解ける才能もない。」
シャルロット
「それでも!!見捨てるなんて出来ないわ!」
「私は、人を見捨てる為に探偵になったんじゃない。」
曇りのないまっすぐな
青い瞳は俺だけを見つめる
「そうか。その意志だけは優秀だな。
依頼は
手に負えるものだけを選べ。」
シャルロット
「どうして!?
私はどんな依頼でも受けるつもりなのに!」
アレン
「どうして…ねぇ。」
「受けられない依頼を受けて
やはり無理でしたの方が
依頼者に失礼だ。」
「子供だから、
わかんねぇと思うけどな」
少し口角を上げ、からかってみる。
シャルロット
「そうですね…。
わかりました。」
「なら、
全ての依頼が受けられるように
なるまで頑張ります。」
彼女の瞳は揺れることなく
意思を持ち見つめている
アレン
「やれるもんなら
やってみろよ。」
FIN
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