【声劇台本】楽園追放
【音楽】yua様 【声】あなた様 【台本】青木 街
【声劇台本】楽園追放
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神の毒。
君を赦さない。
⚠️暗いです。
関連作品『失楽園』
→ https://nana-music.com/sounds/061fc380
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【台詞】
君の異常な執着を赦(ゆる)してしまった。
神はこれを罪というのだろう。
今僕は言葉さえも喪(うしな)おうとしている
許して欲しい。
十八歳 最期の言葉は
君の名前である事を。
(01.02~)
どうして僕の両親を殺したの
何故君は笑っているの
何がそんなに楽しいの
人間はそんな顔をしたりしない
嫌だ
君が怖い
(00.45~)
誰よりも愛しているよ。
どうして泣いているの。
僕はここにいるよ。
もう、
離れたりしないから
愛して。
ここに誓って。
(00.30~)
僕は君の口付けさえも赦して
その手を取って
楽園を追放される
これが君の望んだ未来ならば
言葉を忘れて、共に踊ろう。
(00.15~)
さようなら、
僕の愛した人。
可哀想だけど、
僕は最期まで君を憎むよ。
地獄に落ちてよ。
終
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「友人として、
君を許すわけにはいかない」
✉️
前作のまま
彼=今作の僕、僕=前作の僕としてお話します。
『彼』は相反する感情に苛まれたまま
『僕』に自らも望んで閉じ込められてしまいます。
『彼』はそこで相反する感情に思い悩み、
『僕』もまた
「ギリギリまで
彼に影響を与えるものを排除して
彼の楽園を作ろう」
という願いから、ふたりだけの世界が完成されたものの彼と言葉を交わそうとはしませんでした。
『彼』はこのまま裁きの時を待ち続けます。
彼が生まれながらに持っていた人間性は、深い友愛でした。
✉️
終わりまで鬱々としたお話で申し訳ないのですが、こういう世界観書いてみたかったのでとても嬉しいです。
先日、乱歩先生の『孤島の鬼』を読みまして
読み終わった時になんとなく思い浮かんだお話を形にしました。
孤島の鬼、読んでて凄くハラハラドキドキして
たまらんかったので良ければぜひ読んでみてください。
#yua
#声劇台本
#街のほんだな
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1commnets
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました😊