旧暮方
深藍
旧暮方
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歌詞はアーカイブから
┈┈┈✄┈┈┈キリトリ線┈┈┈✄┈┈┈
水の中 深く、深くへと、
氷は何故沈んでく。
あの頃の あの人は何処へ?
今でも夢見心地な儘。
霧の中 奥へ、奥へと、
あなたが消えてゆくのなら、
嫌いなモノは見たくないんです。
透明の波が足を攫う。
のこぎり波の様な音を、
痛くなるまで聴かせておくれ。
からだが潰れてしまう前に、
僕の最後の言葉を、
聞いてやくれないか?
全ての音が水に呑まれていく、
自分の声すらもう聞こえなくて
逝ったことをまだ知らずにいたんだ、
君のことももう見えないんだ。
出鱈目だけが罷り通る中、
気付かずにいてよ、
ずっと側にいて。
明瞭な水銀が満たされたら、
空高くへと消えてゆく。
もし硝子が割れてしまうのなら、
割れてしまう前に、
自らの手で。
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