【声劇】世界の色は

読み手: 俺　さなち　台本:エグゼクティブソーダ

#炭酸水の台本 #台本 私好みの炭酸が書いた台本で、私の好みの炭酸のトーンで読んでいただいたのをお借りしました。ありがとうございます。 そして何と歌も炭酸でできています、ええ。 ほぼ炭酸ですとも。 炭酸「何か読みたいね」 私 「いいよ、台本どうする？」 炭酸「さなちが好きそうなやつ書くか」 私「ではバッドエンドだが見方によっては ハッピーエンド的な的なお話か 切ない、報われない、感じがいい」 炭酸「難しいな」 とか言いながらできてしまうのが凄い。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『同族に会うのは400年ぶりだ』 「私は…ハーフエルフだけどね」 『どちらでも同じさ 会えて嬉しいよ』 「あなたはどこへ向かっているの？」 『…まだ、見たことのない場所だ』 「なら、私も連れて行って？」 「あなたは…誰かを愛したことある？」 『あるよ…皆死んでしまったが』 「そう…私と同じね…」 『僕らは長く生きるから… あんなに悲しいのなら…愛なんて必要ない』 「…でも愛は世界の色を変えてくれるわ」 『…この世界は飽きるほど見ているんだ きっと、僕にはわからない』 「行ってしまうのね…」 『ああ、この世界のどこかにはきっと… まだ見ぬ場所があるだろう』 「…私もついていきたいわ」 『…だめだ、連れていけない』 「どうして…！」 『君も…いつかは死んでしまうだろう…？ 僕より先に』 「死は平等に訪れるものよ… あなたにだって…！」 『わかっているよ』 ああどうか、この愛があなたに届きますように、だって 本当はわかっていたんだ…だって ※同時 世界はこんなに美しいのだから 世界がこんなに薄暗いのだから ーーーーーーーーーーーーーーーーーー