声劇台本【サンライトヴァンパイア】

吸血鬼「」王女「」

声劇台本となっております。 アドリブや性別などは自由にしていただいて構いませんが、世界観を崩すようなものはご遠慮下さいますようお願いいたします。 吸血鬼 由緒正しき化け物貴族。性格は暗くいつも自身の屋敷の中で引きこもっている。 日の光で死ぬことはないが本能的に苦手意識がある。 王女の明るい性格が苦手だが、来ないと来ないで何かしちゃったかなぁ……と気になっちゃう。 王女 一国の王女であり吸血鬼に恋する乙女。その性格は明るくかっこよくまっすぐ。 食料を買いに来ていた吸血鬼に一目惚れをし、それからずっと言い寄っている。 何をしても靡かない吸血鬼に、心は燃える一方。 ====================================== 吸血鬼「ん〜〜〜！はぁ……落ち着く。このジメジメドヨドヨした空気、最高——」 SEドアを開ける音 王女「おぉ、やはりここにいたか！さぁ、迎えに来たぞ、私の吸血鬼」 吸血鬼「……なんで来ちゃうかなぁ」 bgm〜 吸血鬼「あのねぇ……僕は自分の城から離れる気は無いし、君みたいに太陽の下で過ごすなんてまっぴらなの」 王女「何故だ、陽の光は気持ちがいいぞ？共に日光を浴びながら昼寝でもしたら、きっと貴方の考えも変わる！」 吸血鬼「君よく僕にそれ言えたね……まぁ日光程度じゃ灰になんかならないけど」 王女「貴方の顔を見られるのは、この薄暗い部屋の中だけだからな。出来ることならその美しい顔を、もっとよく見てみたいのだ」 吸血鬼「あぁ眩しい！？君の笑顔と言葉で灰になりそうだぁ……！！大体なんで僕を怖がらないのさ、王族だったら嫌というほど、吸血鬼の怖さは教えられてるだろ？」 王女「ふむ、そもそも貴方を脅威と感じていないということもあるが……好意を寄せる相手に、恐れなど抱かんさ」 吸血鬼「き、君は本当に……真っ直ぐ言葉を伝えてくる……そういうところ、太陽を思い出して、苦手だ」 王女「おぉ、薄暗い中でもしっかりわかるほど、青白かった顔色がどんどん赤く……」 吸血鬼「あぁもう、そういうところほんっとうに嫌！！」 ====================================== お借りしたBGM.SE 【効果音ラボ】様より ドアを蹴破る 【DOVA-SYNDROME】様より Immortal Hotel こおろぎ #声劇　#掛け合い　#台本　#猫木の台本