【声劇】試験当日のシャーペンと消しゴム

読み手: 台本:エグゼクティブソーダ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「おい…消しゴム！」 『なんだよ… こっちは試験前だから角とがらせてんだぞ？』 「いやお前がなんか頑張っても丸くなる一方だろ カッターとかで切らないと」 『は！？お前よくそんな残酷なこと思いつくな！！ お前は芯入れ変えればいいかもしれないけど こっちは命削って仕事してんだよ！』 「あ…すんません じゃあ俺の消しゴム使ったら？」 『…何言ってんの？ そんな最大消字量がカスカスの消しゴム如きが役に立つと思ってんのか！』 「最大消字量って何？ いや、俺消しゴム部分も替えられるから…」 『え？まじで言ってる？』 「マジで言ってる」 『今回ってマークシートじゃん？ 細かく消すじゃん』 「うん」 『俺、全角丸いじゃん』 「うん」 『お前の方が良いじゃん！！』 「いや…そうとは言い切れないじゃん…」 『言えます～お前もそう思ってました～ 角とがらせてる間もばかにしてたんだろ！心の中で！』 「いや被害妄想えっぐ あ、ほら試験始まるぜ？」 『うるせえよ…もういんだよ… 体全部練り消しにしてやる！！』 「待て！！おい！！待て！！」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #炭酸水の台本 #台本