【RPG/Another】FoLiE aMouR2話
愛に狂わされた少女たち
【RPG/Another】FoLiE aMouR2話
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アデル「ただいま…えっ?!誰?!」
???「僕?僕はロイド!」
アデル「ロイド?どちら様ですか?」
ロイド「ヤマトがここにいろって言ったから。」
アデル「ヤマト?お母さんのこと?」
ロイド「ヤマト、しばらく帰ってこないから代わりにここにいろってさ!というかこれ美味しいね!」
アデル「これ?あっ漬物のこと?」
ロイド「こんなに美味しいもの初めて食べたよ!」
アデル「そっか…よし!今日は漬物パーティーにしよう!」
ロイド「なにそれ?」
アデル「色々な漬物…今食べてくれているそれをいっぱい食べるパーティー!」
ロイド「楽しそう!やるやる!」
兄がこの家を去った日から、家族が1つ屋根の下で衣食住を共にすることはなくなった。父は出ていき、母はほとんど会社に泊まっている状態で…時々荷物を取りに来る母とは会話することもない。
アデル「誰かと話すのってこんなに楽しかったっけ…」
ロイド「なに?どうしたの?」
アデル「ううん…なんでもない!」
お母さんは覚えていてくれたのかな…今日は私の16歳の誕生日。ロイドは一人ぼっちの私へのプレゼントかもしれない。そう思った。
#子柚叶とあなたのRPG #FoLiEaMouR #あるぴじあなざー
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