狐の嫁入り 【アニメ予告風】
sakutaro
狐の嫁入り 【アニメ予告風】
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素敵な台本お借りしました!
コラボお待ちしております♪
お手本的な全部俺↓
https://nana-music.com/sounds/061a6590
狐珀『こあ』珀瓔「」
---------✁︎キリトリ線✁︎--------
『1年だけ…嫁がせてください』
「……は?」
『私追われてるんです。』
「…誰に?」
『色んな人に』
「なんで?」
『それは、…』
「狐珀ー!何処だー!」
『…ッわ、!!』
「うぁあッ、…!?
なんだ、驚いたじゃないか…」
『ふふ、…白瓔は驚かしがいがあるわね、…』
「こーはーくー、…???」
『わ、ご、ごめんなさいッ、!!!』
「狐珀の作る食事は草が多いんだな、…」
『でも、…美味しいでしょう…??』
「あぁ、…とても暖まるいい料理だ。」
『1人に…なりたくないッ、…』
「おい、…おい待ってくれ!!!!」
『1年という…約束でしょう?』
「狐珀といる時間…いつも楽しかった…ッ、…!」
『今日で…お別れなの。』
「待って…!」
1年なんて…短すぎた…
『さよなら。珀瓔。』
「ッ、……!狐珀ぅうううううッ、!!!!!!」
『狐の嫁入り」
「12月4日」
『嫁がせて…くれますか?』
---------✁︎キリトリ線✁︎--------
お話
昔々のある小さな村の1年という短い間の出来事。
とても寒い、雪が降る日、村の青年「珀瓔」の元に1人の美しい女性が訪ねてきた。
名を『狐珀』といった。
狐珀はどうしても1年だけ嫁がせてほしいと頼んだ。
断り続けた珀瓔であったが、遂には折れてしまい夫婦となる。
1年とは長いようで短い。
その間に色々なことをする。
家事、食事、外出、愛。
毎日が平凡でただただ楽しい日々だった。
しかし、それは長くは続かない。
もう少しで1年が経つ。
そんな日に珀瓔は小さな声で食事について述べる。
これが最後の2人での晩餐だった。
歩くのも困難なほどに積もった雪を狐珀はかき分けるように進んでいく。
そんなところに珀瓔は狐珀を呼び止めるが、遂に狐珀は珀瓔の元から雪に溶け込むかのように消えていった。
珀瓔は今も狐珀を探し続けている___
【珀瓔*hakuou___】♂ 21
ある小さな村の好青年。
1人息子。小さい頃に狐に親を殺されている。
しかしどんな生き物にも優しく明るい。
皆から好かれている。
最初は狐珀のことが好きではなかったが、日々暮らす中で少しずつ好意を持ち始める。
【狐珀*kohaku_】♀ ?
珀瓔の親を殺した狐の娘。
綺麗で透き通るように美しい心の持ち主。
話を聞かされた際、どうしても償いたく、自らの意思で珀瓔の元へ。
しかし、それほど長く人の姿を保てないため、1年という期間だけ。
珀瓔の妻として生きることを決める。
珀瓔に狐ということがバレてしまえば、きっと彼は私を…
そう思った狐珀は最後の最後まで自分の姿を隠し、珀瓔の元から消え去った。
この時、狐珀も珀瓔を既に『愛していた』。
---------✁︎キリトリ線✁︎--------
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