桜紅葉は楚々として
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桜紅葉は楚々として
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司「Marvelous!やはり名所というだけのことはありますね、素晴らしき野山の錦です!」
1:29-1:23
こはく「名所は名所でも、ここはいちおう桜の名所らしいけどなぁ。よう色づくもんやわ。」
1:23-1:17
斑「『山装う』とも言うなあ。息を呑む美しさだぞお。
まさかこはくさんが、たまの休みを返上してまで旅に誘ってくれるなんてなあ。ママは幸せです!」
1:16-1:02
司「そうですよ桜河。なんのつもりです、あなたも忙しいというのに。」
1:02-0:57
こはく「なんや、ぬしはんらには世話になっとるからな。たまにはわしのほうからも感謝の気持ちを伝えんと、割りに合わんやろ。」
0:57-0:49
司「ふふ……昔を思い出します。いつかの紅葉狩りでは桜河が派手に転んで、紅葉まみれになっていましたね。」
0:48-0:39
斑「そうかそうかあ、こはくさんにもそんな可愛らしい時期があったんだなあ!」
0:38-0:32
こはく「言っとくけど、あれはわしがコケたんとちゃうで。わしとおてて繋いどった坊がコケて、わしは道連れを食らっただけじゃ。」
0:32-0:23
司「なっ……馬鹿なことを言わないでください。この私がそんな醜態を晒すはずが……」
0:23-0:17
斑「あっはっはっは!抱腹絶倒!顔が赤いぞお司さん!
(美しきかな桜紅葉!やはり、『本物』の家族愛には敵わないなあ……☆)」
0:16-0:00
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