水科全&荒垣陽
男マチ
水科全&荒垣陽
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4.水科全(白槍)&荒垣陽(ゆいか)
ゼンガキ(八百屋コンビ)
関係:恋人(婚約済)
~出会い編~
水科全7歳、荒垣陽14歳の頃に全が怪しい人に話しかけられて連れていかれそうになっているのを見かけた陽が助けたのが最初の出会い。
数年の月日が流れ、水科全が15歳の頃に八百屋に訪れた際に陽に声をかけられ、話していくうちに家庭菜園を勧められたのがきっかけで、家庭菜園の師匠として陽を慕い、弟子として頻繁に八百屋に足を運ぶようになる。
さらにその一年後、全が高校生になった時に陽に「水科くんのとこはバイトして大丈夫なんすか?」と聞かれて大丈夫だということを伝えると、八百屋でバイトをしてみないかと誘われ働くことになる。
全がバイトを始めたことにより陽とセットで兄弟みたいだと言われることが多くなり、自然に呼び方が水科くんから全くんに、よーさんからよーにぃへと変わる。
お互いに大事な弟、大事な兄として特別な存在になっていく。
~告白編~
兄弟として過ごしていく全と陽。
ある日全がいつも喧嘩をしている隣町の不良に告白されたことにより、男が男に告白をする気持ちとは?となり考え、今まで関わってきた仲間達や友達、そして兄のような存在の陽の事をそれぞれ考えていった時に、陽だけは何か違う感情だということに気付く。
全はこの気持ちがどういうものなのかを確かめるために、陽への態度を変えていく。
陽はある日を境にスキンシップが多くなった全に対して少し疑問はあったが、気にする事はなく日常を過ごしていたが、父親の命日に出かけている姿を見た全が翌日何の気なしに「昨日お出かけだったんすね〜」と言ったところ、陽の様子がおかしいことに気付きどうしたのかと問いかけるも、口を割らない陽に対しモヤモヤした感情を抱き、自分の陽への気持ちに気付く。
それから毎日陽に「俺はどんなよーにぃも大好きっすよ」と言い陽が話してくれるのを待ち続けるが、一向に話す気配がなく、挙句の果てには「俺の事は心配しなくても大丈夫ッスよ!」と突き放され、ついに全の怒りが爆発する。
「どんなよーにぃでも大好きって言葉、信用されてないんすね」
そう言い残し出ていった全に、陽はまた大事な人を傷付けてしまったと深く後悔すると同時に自分がどれだけ全の事を想っていたのかを知る。
数年ぶりに出た涙を止めることも出来ずに1人深夜まで泣き続ける。
一方全は夜の街に繰り出し、いつもの不良仲間と会い、先程起きた出来事を相談し、叱られてはじめて自分の行動を反省し、いつも通りの自分で陽と会うことを誓い家に帰る。
翌日全は笑顔で出勤するも、腫れた目の陽を視界に入れると思わず近寄り目元を指でなぞり「…泣いたんすか?」と聞いてしまう。それに対し陽はぽつりぽつりと自分の想いを話し出す。その想いを受け取り、「オレ、よーにぃに何されても嫌わない自信あるっす。それはもーよーにぃが怖くなっちゃうくらい。オレ、よーにぃの事が大好きなんすよ。」と言う全。陽は「…んな事言われたら勘違いしちゃうっすよ、俺もたぶん全くんが思ってるより全くんのことが好きなんす。」
と答え、想いが通じ合う2人。
~婚約編~
翌年の4月3日、陽が「明日、全くんに着いてきて欲しいところがあるんす。」と全に言う。4月4日、陽は全を隣町にある父親の墓に連れていく。
そこで全は陽の過去に起きた出来事を本人から聞くことになる。
それと同時に今日が陽の誕生日だということを知る。
全てを聴き終わった全は陽の父親の墓に手を合わせ、陽を幸せにする事を誓う。
その帰り全は陽に誕生日を祝ってもいいかを確認する。許可を貰った全は陽を連れて近くの店に行き、お揃いのピアスを購入しプレゼントする。その際、全が陽に「オレもよーくんに聞いて欲しいことがあるんす。」と話し始める。
「今日よーくんの話次第で言うかどうか決めようと思ってたんすけど、よーくんのお父さんにも幸せにするって約束したし、俺と婚約してくれないっすか?成人するまで待ってて欲しいんすけど、…よーくんと結婚したい。」そう言った全に陽は「…俺なんかでいいんすか?」と言ってしまうが全は「陽じゃなきゃダメなんだよ。」と言われ、「俺もあきらと結婚したい、よろしくお願いします。」と答え、お互いの気持ちを再確認する。
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