レイ 中編②
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レイ 中編②
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【仮面ごしの狂気~ひび割れた正義~】
レイ・アリューシャ キャラクターストーリー
中編②
2人は、しばらく無言で歩き続ける。
レイ「信頼できる人、見つけたわ。」
オリヴァー「それはよかった。」
レイは立ち止まり、オリヴァーの袖を握る
レイ「オリヴァーさん、私は、貴方を信じたい。」
間
オリヴァー「…今日、俺がやったことを君はその目で見て、感じたはずだ。」
オリヴァーの翡翠色の目を真っ直ぐ見つめ返しながら、レイは答える。
レイ「えぇ。…とても綺麗だった」
オリヴァー「…綺麗?」
レイ「見学の感想。」
オリヴァー「……」
俯くオリヴァー。
レイ「オリヴァー、さん?」
オリヴァー「…君は変わってる。」
レイ「…貴方に言われたくない」
再び、歩き出す。すると、オリヴァーが口を開く。
オリヴァー「…俺と一緒に来るかい?」
レイ「……いいの?」
オリヴァー「…特別だ。でも、まずは城に帰ってもらうよ。君は王族のご令嬢だ。ここで君が姿を消してしまったら、我が国は大騒ぎ。だからこそ、合法的に城を出てもらう。」
レイ「……ねえ、無事に城を出られたら、貴方が名前をつけて」
オリヴァー「名前?」
レイ「…駄目?」
オリヴァー「……いいよ。出られたらね。」
レイ「……」
オリヴァー「そんなに深刻な顔をしないで?城を出ること自体は簡単だ。ただし、君にも協力してもらう。」
レイ「…何をすれば?」
オリヴァー「簡単だ。隣で黙っていてくれればいい。うまくいけば、陛下の力を利用できる。永久にね。」
レイ「……いいわ、協力する。」
オリヴァー「…ありがとう。」
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