【声劇】りんご飴は共依存
読み手: 台本:エグゼクティブソーダ
【声劇】りんご飴は共依存
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「ふふ、そっくりだね」
『何の話?』
「…りんご飴
僕らみたいだなって思って」
『どうして?』
「甘くて、綺麗で可愛いくて安っぽい飴に隠れてる」
『それが何?』
「見た目は可愛くて甘くて…
中のりんごにたどり着こうとするんだ」
『…中にあるのは姫リンゴ』
「…よく知ってるね
あれって姫リンゴって言うんだ」
『甘くない、酸っぱいリンゴ
飴に惹かれて食べ進んでも
中に入ってるのはそんなものって言いたいんでしょ?』
「違うよ」
『え?』
「そんなことが言いたいんじゃない」
『じゃあ何が言いたいの?』
「君の言う通り、このリンゴは酸っぱいんだ
このリンゴじゃなきゃだめなんだよ」
『ごめん…よくわかんない』
「りんごはたくさんあるけど
どれもみんな甘く作られてきた
どれも皆に好かれるように」
『うん』
「でも君は一人じゃ食べられない
だから飴が必要なんだ
僕みたいな一人じゃ見向きもされない安っぽい飴が」
『そう…ならやっぱりお似合いね私達』
「僕もそう思うよ」
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#炭酸水の台本 #台本
Comment
3commnets
- 紅玉♦️(こうぎょく)低浮上気味のためお返事遅くなります┏●お借りしました( ᵕᴗᵕ ) ありがとうございました!!
- デカ子お借りしました、ありがとうございます
- 牡蠣系女子みかん🌻読みやした