花と額縁

ててぃ

#ててぃ #花と額縁 #ててぃ伴奏 ～歌詞～ 確かめていた その彩りを 淡く 儚く 風薫る 露草色(つゆくさいろ)の映える季節も あなたを待ちわびてるよ 雨降り 泣きやみ 見慣れた横顔 叢雲(むらくも) 晴れ間の月 悲しみと寄り添えば 温め合える 竜胆の花のように 一輪の花束を飾り付けるように 額縁と共に 離れて見てた 小さく見えた 写真にうつる風景の中で 青葉の影と 透明な世界 色濃くあなたは漂う 涼風 たちまち 軽鳧(かる)の子歩く道 白南風(しろはえ) 雲流しの空 切り取った傍らに光を当てる 迷子にならないように 一凛の花束を愛し続けるように 額縁の中で うつむいた向日葵も 秋を呼ぶコオロギも 寄り添うあなたとともに 一輪の花束は大輪の花束に 額縁と永遠へ