真昼の月明かり
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真昼の月明かり
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真昼の月の明かりの下
君がかすかに見えたんだよ
ほら もうあいの空に融けた想いに手を振る
アデュー アデュー
かじかむ指を包む
その体温に溶けては滲む、痛み
すめく夜に 途切れないように
また鍵をかけて
隠していたいとか思ってるって本当のとこは
伝えたいことがあるってことって気付いてる
一秒で過去になるんだ この瞬間さえも
そう、昨日の明日に生きながら
明日が人生最後の日だとして
今日 なにをしても悔いは残る
ああ「もう消えたい」なんて嘘だ
でも、どうしても ここが痛いんだ
満ちては欠ける月のように
この心もまた形を変える
今を この時の思いも
歌にしてとじ込められるかな
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