A Whole New World
ディズニー アラジン × Puttyeel
A Whole New World
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―甘味
『はじめましての餡子しゅうくりぃむ』
しっとり目のシュー生地に甘さ控え目カスタードクリームとたっぷりの粒あん、それから少量のバターが挟んである優しい甘さのシュークリーム。デコレーションは粉砂糖と、それからあんこが丹精込めて挽いたきな粉。冷えた緑茶と一緒に、和と洋の出会いで広がる新しい世界をどうぞ召し上がれ🍵✨
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―歌詞
🥮風羅 🍡姐さん
🥮素晴らしい世界を
🍡素敵すぎて 信じられない
煌めく星はダイヤモンドね
🍡A whole new world
(🥮目を開いて)
🍡初めての世界
(🥮怖がらないで)
🍡流れ星は 不思議な
夢に満ちているのね
🥮素敵な
(🍡星の海を)
🥮新しい世界
(🍡どうぞこのまま)
🥮🍡2人きりで 明日を
一緒に見つめよう
🍡このまま(🥮2人が)
🍡素敵な(🥮世界を)
🍡見つめて
🥮あなたと
🥮🍡いつまでも
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―日記
新装開店、パティエール。設置されたばかりの真新しいキッチンで、パティシエになったばかりで見るからに緊張している姐さんとそのパートナーである隣人のあんこは初対面を果たそうとしていた、のだが…
「改めて はじめましてなのです、“姐ちゃんさん”。わたくし あんこの隣人ことあんこと申します…とってもそのまんまな名前なのです。不束者ですが、何卒よろしくお願いするのです」
正座の状態から深々と美しく一礼してみせる妖精の口から出たパートナーの呼び名は、何とも滑稽なものだった。
「…姐ちゃん…さん…??」
「えっ、そういうお名前ではないのですか?確か社長が…」
「あっはは、やだぁ〜あんこちゃんったら!それはニックネーム。皆から“姐さん”って呼ばれてて、それを社長がちょっと変えただけだよっ!」
もしかして天然?なんてくつくつと笑いながら、パティシエという肩書きに無意識に張っていた緊張はほどよく解かれて、姐ちゃんさん、もとい姐さんは優しい手つきであんこを掌に乗せた。
「まぁ、それは大変失礼いたしました!では今後は姐さんと呼ばせていただくのです」
「うん。よろしくねっ、あんこちゃん!…ところで、1つ気になってたんだけど…和菓子の妖精なのに和服じゃないんだ?」
彼女の疑問に、あんこはそう言えばそうだったとでも言うかのように目を丸くし、次いでふわりと柔和な笑みを向けた。
「えぇ、わたくし お洋服も洋菓子も大好きなのです。それに…」
「それに?」
「あんこって、実は洋菓子とも相性ぴったりなのですよ。わたくし とっておきのレシピを知っているのです!宜しければ、お近付きの印に作ってみませんか?」
きっとこれから二人でお菓子作りという様々な荒波を越えて冒険をするのだろう。
まだ見ぬ先の新しい世界を夢見るように姐さんの目が期待に輝く。
それをYESの返事と取ったあんこは大きく頷き、“では早速冷蔵庫へれっつごー、なのです!”と小さな拳をゆったりと掲げた。
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#Puttyeel
Comment
1commnets
- 彩の助🍫「はじめましてなのに、なんだか懐かしい味がするんだぞ…。わわ、目から雨が降ってきたんだぞ🥺」