【声劇台本】聖騎士とは、聖女とは

🛡：(お名前) ⚖️： (お名前) 台本：gomaf

知っていた聖騎士と、知ってしまった聖女の一幕。 以下台本です。 ――――――――――――――――――――― (燃え盛る教会の中、2人だけが生きている) 🛡「聖女様！！」 ⚖️「……どうして、逃げてないの」 🛡「聖騎士たる者、いつ何時も聖女様の傍に仕えます」 ⚖️「では命令です。 私を捨て置き、逃げなさい」 🛡「…そんな……」 ⚖️「私はここで死ぬの」 🛡「何故そのようなことを！ 聖女様の身を捧げ、神の業火を消すとでも！？」 ⚖️「神の業火じゃない。 火をつけたのは私」 🛡「……え？」 ⚖️「そして、私は聖女じゃない」 🛡「そんな！貴女様は選ばれし…」 ⚖️「全部、知ってしまったの。 司祭達は神の名を振りかざして…権力が欲しいだけ」 🛡「……それ、は、」 ⚖️「そして聖騎士、あなたも」 🛡「そ、そんな、私は」 ⚖️「加護のもとに。聖戦。聞こえのいい言葉で、一体何人殺したの？」 🛡「っ……！」 ⚖️「こんな教会いらないわ。 この炎は、私のケジメ」 🛡「……あなたは」 ⚖️「話は終わりです。逃げなさい」 🛡「嫌です！」 ⚖️「命令です」 🛡「貴女は言った！ 聖女ではないと」 ⚖️「…そうよ」 🛡「なら俺は、命令を聞かない！ ――必ず助ける」 ――――――――――――――――――――― 🛡：聖騎士 教会から任命された聖騎士団長。 日々戦いで消耗していく中、汚れなき聖女に活力をもらっていた。 教会の腐った実態に薄々気づいてはいたが、敬愛する聖女のため、見ないふりをして騎士として従っていた。 ⚖️聖女 元はただの少女。 聖女として慈愛の心を持ち誰からも愛されたが、ある日教会の実情に気づいてしまう。 民衆や周辺国から金を吸い上げた金で自分も恩恵を受けていた。そのことに罪悪感と嫌悪感を感じ、司祭連中と自分ごと教会を焼き払う。 聖女として許されないと思いながら、密かに騎士へ想いを寄せていた。 お使いいただければ幸いです。 ご使用の際は、この台本とBGMへの拍手かコメントをお願い致します。 ご投稿お待ちしております！ 素敵なBGMお借り致しました。 #台本 #声劇台本 #声劇 #ファンタジー #騎士 #掛け合い台本 #セリフ #切ない #シリアス #ERRORMIX壮大