前回お褒めいただいた個性と『稚い我儘な少女』としての傲慢のイメージは消さないようにしながら、もう片方の課題曲に挑戦してみました。また、今回合格された傲慢の方が両方「マフィア」ということで、そちらもかなり聞き込んだため、印象が似てしまったかもしれません。
イメージを変えたポイントとして、前回は「KING」、王であったため、婚約破棄されがちな悪役令嬢や、逆断罪されがちなヒロインのような、無邪気で真白い子供のような〝傲慢〟を目指しましたが、今回は「マフィア」ということで、裏社会で育った子供のような、子供ながらに擦れて斜に構えている、しかし子供故に世界は全て自分の足元にあると信じてやまないような自信や、前回にはなかった侮蔑のような感情を交えてみました。前が魔女の家のエレンなら今回はなんでしょう。幼女戦記のターニャでしょうか。
また、こちらは全体的に音程が低いので、声質は似ていても落ち着いた印象になっていると思います。歌詞が韻を踏んでいるということで、その流れを感じやすいように、最初の音を少し弾くようにして歌ってみたのもこだわりのひとつです。「親に合わす顔も無い」まではどことなくふざけたような印象で、「それでも生きてたい」からは必死な印象で。「俺が許してやるよ」は文字通り悪魔の囁きをイメージして。
また、歌う時の息を増やすことで、前回より見下し感を増やそうと試みました。どちらかといえば淡々とした曲調に抑揚をつけるため、エフェクトをいくつかいれてみました。目指すは原曲の頽廃的な雰囲気です。一番と二番両方歌っているのは、二番、とても歌ってて楽しそうだなっていうのが初見の感想であったからと、どうしても「大事にしてればいいのにな」の裏に「大事にしてればいいのになぁ(笑)」を付け足したかったからです。
クソ我儘なガキからクソ生意気なガキになったと思います。だけど前回の五歳くらいのガキに比べたら十五歳くらいのガキに成長していると思います。
また、強欲よりなのでは?という指摘を頂いたので、二次審査での不合格が不合格回数の規定に引っかからないかつその時強欲枠が空いていた場合、強欲で1次審査からやり直すことも考えています。
原曲は聞き込みましたが有線イヤホンは手に入りませんでした。金欠。
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