声劇「眠れぬ君へ」
読み手:○○(コラボ者様) 台本:ザザ BGM:haruki様
声劇「眠れぬ君へ」
- 17
- 0
- 0
文字通り、深夜のテンションで台本書いてみました。
だいたい5分くらいで。
色々と思うところがあって、そうしている内に溜まっていく何かを解消するために書きました。
悲しい時とか、辛い時とか、一人で泣いてたい時とか、皆さんにはありませんか?
そんな時「ほっといて!」と言いつつもやっぱり誰かに慰めて欲しいとか思ったりしませんか?
ここにいる語り手はそんなあなたの思いが具現化した存在、なのかもしれません。
どんな存在かは、あなた次第。
※台本では男言葉になってますが、女言葉に変えたり、読み手の皆さんのイメージに合うように自由にアレンジしてOKです。
※読む時はご一報くださると嬉しいです。
※haruki様の素晴らしきBGMにも拍手とコメントをよろしくお願いします。
ーーーーーーーーここから台本ーーーーーーーー
声劇「眠れぬ君へ」
やあ、こんばんは。
夜分遅くに申し訳ないね。部屋の前を通り掛かったら、君の泣き声が聞こえたものだからね。
いてもたってもいられなかったよ。
ココアを持ってきたんだ、ちゃんと2人分ね。
隣、いいかい?
(ココアを啜る)
夜ってものは、無性に悲しくなるよね。
私にも経験がある。
…何があったかは、あえて聞かないよ。
聞かれたくないことだってあるだろう?
こんな時は無責任に慰められるくらいなら、ほっといて欲しいと思うものだしね。
けど、誰かに縋り付くのは、悪いことじゃないと私は思う。
私には分かるよ?
君が、すごく頑張っていて、人に迷惑をかけぬように抱え込んでしまい、誰かの為に悲しむことができる人だって。
だから、今ぐらい甘えたってバチは当たらないさ。神様だって保証してくれる。
私が適任かどうかは分からないけど、今夜はずっと一緒にいてあげるよ。
君の心が少しでも苦しくならないように。
だから、ゆっくりおやすみ。
Comment
No Comments Yet.