未来へ【伴奏】 お父さん
Kiroro 文章 ラビ
未来へ【伴奏】 お父さん
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父の日だったんですね。忘れてた🤣🤣
急速作ったので声劇では有りません。
ショートショートのお話です♪
ストーリー
父が亡くなって半年。
ワタシは盆休みと有給を取って
10日ほどで父の遺品整理をしに
実家に帰っていた。
母と二人で父の部屋から始めた。
父の部屋に入るのはいつ以来だろう?
オシャレな父の部屋は
ブランド品が揃っていて
しかし思ったよりも品数は少なかった。
「使わない物置いてても仕方ないだろって
古くなった物はばんばん捨てる
タイプだったからね、父さん。」
「私とは正反対だね。」
「あんたは私に似てるから」
そう言って母は笑った。
クローゼットを調べると
やはりブランド品が揃っていたが
母の言う通り必要最低限の品しか無かった。
クローゼットの奥に何やら箱がある。
箱を取り出すと父の字で宝物と書いてあり
フタを開けると そこにはワタシが
父に贈った品が並んでいた。
ワタシは驚いて見つめてた。
すると母が背中越しに
「ばんばん捨てるお父さんだったけど
コレは捨てられないなって
大事にしてたのよ」
ワタシは母に返事をする事も出来なかった。
振り返って母に抱き付き胸に顔を埋めた。
"お父さん、ごめんね。
なんの恩返しも出来なくて。
そしてありがとう。
本当にありがとう。
Comment
9commnets
- どえ〜す
- どえ〜す
- どえ〜す
- (活動終了)情景が浮かぶ様な、素敵なストーリーですね😢✨✨✨
- kuni伴奏アカウント@👶👶ええ話😭😭😭
- ちゃー♪そしてあまりにも素敵なのでリポストさせてね!
- ちゃー♪いえいえいえ! 胸張ってください👍🏻👍🏻👍🏻
- どえ〜す
- ちゃー♪さすがラビたん!! ほっこりジーンと胸が熱くなる素敵なストーリーだね😢😢😢