雪と精霊のディセイバー プロローグ③
Simezo
雪と精霊のディセイバー プロローグ③
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#雪と精霊のディセイバー
まほうた非公式企画
雪と精霊のディセイバー
公開まであと1日
本編は明日の 21時30分~公開となります。
本日の朗読担当は mmm. 🩺
多彩な表現力や世界観の統一などで助けて戴きました…!
。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+*
「この霧は、僕の得意な魔法さ。オハナシの次にね。」
霧は、精霊が作ったものらしい。
どうやら、彼の話を聞くまでは霧の外に出られないようだ。
賢者は、彼のオハナシを聞くことにした。
「わぁい、やったぁ。ではでは、とっておきのオハナシにしてあげよう。そうだね、主題は…
さっきまで君の近くにいた彼の…悪夢の話。」
悪夢、という言葉に賢者は身構えた。
「この世界は、彼の悪夢で作られた物語。さて…」
彼の口から呪文のような言葉が放たれた瞬間、賢者の意識は遠くなった。
「おやすみ、人間さん。
そして、行ってらっしゃい。」
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「──────」
#まほうた非公式
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