風よ吹け
不可思議/wonderboy
風よ吹け
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- 風よ吹け -
素敵な伴奏をお借りしました。
ポエトリーラップです。
不可思議/wonderboyの『風よ吹け』を詠わせて頂きました。
歌詞↓
雨宿りみたいな人生です
その場その場を凌ぐだけで根本的な解決なんてひとつもないんですよ
雨宿りみたいな人生です
ずぶ濡れになるといつもすぐに元いた場所に戻ってきちゃうんですよ
雨宿りみたいな人生です
この雨が止んだらフードでもかぶってまた少し歩きます
雨宿りみたいな人生です
今回の雨はなかなか止みそうにありません
ネクタイ スーツ 硬い靴を履く
歩きにくいことこの上なく
まとわりつく猫すら煩わしく
ただ慌ただしく過ぎる何が正しい
帰りのホームは中目黒から
ぼんやり遠くを眺めるのだが
疲れているのか何なのか
それとも何かに憑りつかれているのか
はっと足を踏み外しそうになり
そこで初めて意識する命
ここは大都会何にも無いとか
簡単に言う人しかいない
その時だった、何かがひらり
左手でつかみその手を開くと
季節外れの桜の花びらが
俺の手のひらに咲いたのだった
風よ吹け風よ吹け風よ
黙する都会に船を出せ
夜更けは近いがそれも構わない
暗闇よ俺を連れて行け
風よ吹け風よ吹け風よ
高ぶる感情の帆を広げ
地図なき人生の航海の舵を取りながら後にする港
#不可思議wonderboy #風よ吹け
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