『花の雨』朗読
朗読:shin 台本:shin 伴奏:rito様
『花の雨』朗読
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『花の雨』朗読台本
春が来たのかどうかも分からないくらい
気がつくと終わっていて、切なくなって
初めて、思うままに書いてみました。
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
暖かな春の景色が広がるこの公園で
優しい花の雨に耳を傾けている
もともと、雨音を聞くのが好きだった僕は
その静かな空間にしばらくの間座り込み
いつものようにゆっくりと目を閉じて、
その声を聴いていた
雨音はとても心地の良い声で
呼吸をする事さえ忘れてしまいそうになる
だけど、今日は何故だかとても寂しそうに聞こえてくる
僕は、少し弱い力でゆっくりと息を吸い込み
そして、ゆっくりと吐き出した
どのくらい僕はここにいたのだろうか
ただ一度呼吸をしただけで
とても胸が苦しく、長い時間に感じた
本当に時間が止まってしまったかのように
ふと気が付くと「それ」は
僕の頬を伝い落ちていた
明らかに空から落ちてきた花の雨ではなく
僕はその時改めて気がついた。
君の心には、もう僕の心は居ないのだと・・・
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
花の雨とは、桜の咲く季節に降る雨と言う意味です。
物語はその終わりと、恋の終わりを合わせたような
そんなイメージで書いています。
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- sh̆̈inさん ありがとうございま((。´・ω・)。´_ _))ペコリンコ