ピアニシェル
シェル「」
ピアニシェル
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「 君のこえを 聴かせてください 」
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[筆記音]
シェル:「一日目、本日はピアノ調律師について学んだ。僕らの仕事は、心の奥底でピアノの声を聴くことであ、る。っと。」
シェル:「んんー、どうしようかな………もうちょっと、って、分かったよ時計くん!寝るから!」
シェル:「ん、時計くんもおやすみ。」
[音入り]
シェル:物心ついた時から、声が聴こえていた。人間ではなくて、動物でもなくて、植物でもないもの。初めて声を聴いたのはおじいちゃんの部屋にあったピアノだった。
シェル:「ご馳走様でした!」
シェル:「えー、いやそんなに食べらんないって!」
シェル:「もうしょうがないなぁ、後ちょっとだけだよ?」
シェル:声が聴こえる。それが、当たり前だった。
シェル:「じゃ、いってきます!」
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「 どうか 泣かないで 」
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シェル
↳ピアノ調律師見習いの少年。物体に宿る命の声が聴こえる。とても勤勉な性格。
「いいや、君の声は優しいなぁって」
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SEを
効果音ラボ 様
無料効果音で遊ぼう! 様
On-Jin ~音人~ 様
よりお借りしました。
お久しぶりです。
これはある話の一場面と言いますか、要するに続く予定のあるものです。こういう話は初めて書きましたが、とても楽しいですね。
キャプション内外問わず転載はおやめ下さい。
また、性別転換や一人称等の変更もおやめ下さい。世界観に沿っている多少の台詞は可能です。分からないことがあればお気軽にご質問ください。
#声劇台本 #透のはなし
Comment
2commnets
- あまみ素敵や台本をお借りしました。 また是非とも読ませてください!
- ⻔素敵な台本をお借り致しました。 物の声が聞こえるシェルくんと、声無き声を響かせる物達の優しくて暖かなやり取りが大好きです。