声劇台本『郵便屋』

朗読:そら 台本:こだぬき 伴奏:そうすけ様

素敵な伴奏と台本をお借りしました。 以下台本、朗読は一人称『私』に変更しています。 --------- 手紙を届ける 止めどない文章を 幾重(いくえ)もの便箋に認(したた)めて待っている誰かがいる 俺はそれを受け取り、届けることを生業としている 感情全部を捨てる必要があると悟ったのは、 14歳の頃、お婆さんの書いた手紙が、涙に濡れてよれていたのを知った時 戦火に巻き込まれて焼けた地表には、息子の姿はなく ただ、止まない雨が俺を出迎えた しみったれたこの世界で、手紙を渡す相手がもう居なかったとしても、そんなの全く不思議じゃない 宛先不明の手紙は、送り主に戻される けれど、その対象が命を落としていることも多々あった その度 手紙は廃棄される 仕方ない、仕方ないんだ なのに 手紙のなかの感情が溢れて俺に襲いかかり、その都度夢に見るのは、もう無くなった故郷の記憶 …さて、俺の話はここまでだ あんたの手紙送付、引き受けるよ お代は結構。 そのかわり、聞かせてくれ あんたは 誰に想いを馳せたんだ？ ---------- 演じること自体はとても好きなんですがいかんせん拙いなあと思うのです。 でもやらないと上手くならないよなあと思って素敵な台本を見つけてやってみました。 自分でこのトーンがキャラクターっぽいと思って喋ってるけど途中低すぎて大変でした #手紙 #郵便屋 #台本 #声劇 #台詞 #朗読 #一人声劇 #声劇台本 #声劇 #台本 #朗読 #一人朗読 #こだぬき #演技力向上 #ピアノ #そうすけ