青龍と侍 参 まったり編
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青龍と侍 参 まったり編
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『ほう、今の人の世はこのようになっているのか』
「町には来た事が無いのか?」
『そうだな、我が認めた先代は何年前だったか…その頃に比べたら栄えているものよな』
「なるほど」
『して、妖に関する噂でも集めに来たのか?』
「いや、今日は…」
『?』
「甘味を食べに!」
『甘味・・・?お主・・・』
「たまには息抜きも必要でござろう?」
『まぁ、そうではあるが』
「そうでござろう?今日は休養でござる、桜も綺麗だしな!」
『…?なんだその四角い黒い物は…」
「これか?羊羹でござるよ」
『そのような物を食して人間は平気なのか…?』
「害はないでござるよ、これは知ってるか?」
『…ぬぅん…団子?であったか?』
「正解!いやぁ久々の甘味は良きでござるな」
『・・・・・・』
「どうした?」
『いや…どのような物なのかとな…』
「・・・ぷっ、ははは!」
『なんだ。』
「お主でもこういうものに興味があるのでござるな」
『幻影では食せぬ(拗ね』
(やれやれ…土産で持って帰って後で食わせてやってみるか…ふふっ)
#ピアノ #bgm #ボカロ #六兆年と一夜物語
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