「ずっと話そうと思ってた。 きっと私たち合わないよね。」
そうやって切り出された別れ話は僕の耳に一才入ってこなかった。
高2の文化祭の準備期間。
たまたま、劇の小道具係が一緒だった。
それまで話したことなかったけど、一緒に壁画を色塗りとかして一気に仲良くなった。
帰り道も途中まで一緒で、遅くなっても待ち合わせて帰ったりした。
言葉や関係性ができても、2人はずっと変わらないものだと思っていた。
でも、現実は違った。
だんだん口数が減ってきて、目を合わせると気まずくなった。
周囲が気を使いだすと余計に、距離が離れていく気がした。
あの時に戻れたら。そう願っても叶わない。
あの日の風景が恋しく思う。あの日の笑顔が尊く思う。
ドライフラワーが少しづつ色褪せていくように、あの日の思い出も僕たちの関係も少しづつ色を失っていった。
もう戻れないあの日の色を思い出すたびに薄くなっていく思い出を噛みしめるようにこう言った。
「ごめんね。 今までありがとう。」
多分私じゃなくていいね 余裕のない2人だったし
気づけば喧嘩ばかりしてさ ごめんね
ずっと話そうと思ってた きっと私たち合わないね。
2人きりしかいない部屋でさ あなたばかり話していたよね
もしいつかどこかで会えたら 今日のことを笑ってくれるかな
理由もちゃんと話せないけれど あなたが眠った後に泣くのは嫌
声も顔も不器用なとこも 全部全部嫌いじゃないの
ドライフラワーみたい 君との日々も
きっときっときっときっと 色褪せる
#ドライフラワー#優里#弾き語り#拍手します#nana民と繋がりたい
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1commnets
- しょーフォローといいねありがとうございます!うまいですね!! フォロー返させていただきます!