(海)「さよなら」だけだった
(龍)その一言で全てが分かった
(海)日が沈み出した空と君の姿
(龍)フェンス越しに重なっていた
(王)初めて会った日から
僕の心の全てを奪った
(鬼)どこか儚い空気を纏う君は
寂しい目をしてたんだ
(王)いつだって
(鬼)チックタックと
(龍)鳴る世界で
(海)何度だってさ
(鬼)触れる心無い言葉
(龍)うるさい声に
涙が零れそうでも
(海)ありきたりな喜びきっと
二人なら見つけられる
(全員)騒がしい日々に
(鬼)笑えない君に
(龍)思い付く限り眩しい明日を
(海)明けない夜に
(鬼)落ちてゆく前に
(鬼・海・龍)僕の手を掴んでほら
(王)忘れてしまいたくて閉じ込めた日々も
(鬼)抱きしめた温もりで溶かすから
(海)怖くないよ
(龍)いつか日が昇るまで
(鬼・王)二人でいよう
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