【声劇】等価交換の魔法

読み手: 台本:エグゼクティブソーダ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「君は、どんな魔法をお望みかな？」 『皆を助ける魔法を！』 「やあ、少年 今日は何の用かな」 『魔女さんがくれた魔法のおかげで、 困ってる人を助けられたんだよ！ ありがとう！魔女さん！』 「それは良かったね それじゃあ、今日は何の魔法をお望みかな？」 『魔女さん…僕はたくさん人を助けたよ… なのに、皆が僕を怖がるんだ』 「君の体の変化は多くの人を助けた代償だ きっと誰もが認めてくれるだろう」 「ああ…なんて美しいんだ 君に魔法を与えてよかった」 『魔女…さん…僕は…一体…』 「何も恐れなくていい その異形の体は誇らしきものだ」 『違う…僕は…ただ、皆を助けたくて…それだけだったんだ』 「たかだか一個人が多くの人間を救ったんだ 誇りたまえよ」 『魔女…魔女…魔女！！ 貴様ヲ殺シテクレル…！ コンナ体ニシタ貴様ヲォォオ！！』 「ふふふ、魔力を持たない君が魔法を使ったんだ 何の代償も無いはずがないだろう」 『ダマレェ！！ 全テ貴様ノセイダ！死ネェ！！』 「哀れで愚かな少年よ その肉体…君も私のコレクションになりたまえ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #炭酸水の台本 #台本