AM11:00

HY〈ニヤ×ゆずまめ〉

🎤≪歌旅日記≫🏃　【22】 ◆訪問地　沖縄県うるま市　海中道路 / 浜比嘉島 今回のテーマは、「HYの聖地である海中道路を訪れて海中道路の歴史を学んだついでに浜比嘉島を堪能した後に歌入れ」です。 東屋慶名に一度も行った事がないので、HYの楽曲を歌うにあたりこの機会だからと訪問。しかし、通り過ぎるくらいしかしなかったけど。どちらかと言うと海中道路の方が聖地かな。『HeartY Museum』あるし。浜比嘉島に行ったのはその場の思い付き。 この海中道路の先の伊計島には前職の営業でちょくちょく行っていて、海中道路は仕事の休憩とかでしか利用した事なかった。だから、こうして海中道路を目的として訪れたのは初めて。 この時はまだ2月下旬であった為に気温はまだ低く、さらに曇り空かつ海風強くて寒かった。でも、海はやっぱりキレイでエメラルドグリーンがキラキラしてた。緊急事態宣言中ではあるので、人はほとんど居ない。 さて、この海中道路の歴史を学ぶべく、海中道路沿いにある海の駅へ。2階に歴史館がある。 いまは海中道路で結ばれている勝連半島と平安座島であるが、かつては干潮時にしか歩いて渡れず非常に不便であった。前後に水上トラックが行き来するものの、満潮時はやはり船。船も出せない事もしばしば。 なもんで平安座島の島民が自ら石を積み上げて本島へ繋いだ道が、この海中道路の原型である。その時の映像もあったけど、女性も子供もオバーもみんなが一丸となってる様子は胸が熱くなる。 そのアメリカ統治下には米軍が助成したり石油基地が出来たりで、島を繋ぐ道は立派な道路になり今に至る…とビデオ上映に感動してしてサバニ（琉球ボート）など見学していると、古物品の奥に真新しいHYのブースが出来ていた。 いやはや、ファンの想いっての凄いね。怒涛の寄せ書き。それらがアートのように散りばめられている。彼らがこの島のヒーローである事を実感する。 その後、海辺のカフェで休憩してた時に、そういや浜比嘉島って行った事ないよな〜と思い、友人に島の基本情報をもらってすぐに向かった。 浜比嘉島は海中道路に繋がる島で、沖縄の始祖の神様のお墓とお家があるとされるところ。海中道路の一番先の伊計島もそうだけど、車がほとんど走ってないから静寂が凄い。古き良き沖縄を体験するには絶好の場所である。 まずは神様のお墓のアマミチューから。神様のお墓から見る絶景に感動しつつ手を合わせた。次に、神様のお家のシルミチューへ。せっかくなので、その場所まで30分くらい歩く。2月なのにヒマワリ咲いてた。 いざ着いたシルミチュー。まったく予備知識無しで行ったけど、それでもわかるこの異界の空気。変なの着いてくるかも❓って本気で思った。でも、神様のお家だから挨拶だけでもと思って100段くらいある階段を昇ることに。（後で調べたらとんでもないパワースポットだった） この時に動画を撮影したのだけど、やっぱ失礼だったかな〜。その数日後にショックな事があった。でも、何年かしたら実は良い導きだったってなるかも。いまはそう信じよう。 実はこの海中道路への旅はこの楽曲ではなく別の楽曲の為の旅の予定だった。でも、今回の歌旅を終えた時に、頭に浮かんでいたのは『A.M.11:00』の持つ色彩であった。なもんで、急遽、この楽曲を沖縄祭りのセットリストに入れたのでした。 あぁ、HYの音楽性はこの勝連半島が育んだのだな〜とつくづく実感した。彼らは浜比嘉島もきっと遊び場なはず。素晴らしい歌旅でした。 《歌入れについて》🎤 まず難航したのが伴奏探し。私自身、泉さんのキーは歌えるもののコーラス音程を習得せねばならないし、いまそれをやるのは面白くないし。ならばとコーラス付き伴奏を探すものの、一つの伴奏に1000以上のサウンドがありそれらを聴くのはややしんどい。 こりゃどーしたものか…と頭を抱えていても始まらないのでとりあえずのーぷさんの伴奏からコラボサウンドを閲覧していたところ、ゆずまめさんのコーラスコラボ用を見つけて一安心。 原曲の雰囲気を踏襲したくエフェクトはstudioでややマットに。何回か歌う中でHIDEさんの歌声に寄っていって、喉を固く声を強く、低い広がりは求めないようになっていった。 こだわりの歌唱ポイントは「この思いを〜」の「を〜」の響きと音量、「君に届くように」の「君に」をキレイな音で出せるか否か。あとはゆずまめさんのコーラスの横にするか前にするかで、あえて前にして納得。 素敵な伴奏にて歌わせて頂きましたのーぷさん、オリジナリティーあるコーラスにて歌わせて頂きましたゆずまめさん、ありがとうございました。 ゆずまめさんのオリジナルコーラスのおかげで90秒間に起伏が出来て、聴いてもらえる方により届けられるサウンドになったと思います。海中道路の写真や動画じゃ伝わらない“爽やかな風”を無事に表現できて良かったです。 《最後に》🌅🕚🏝️🏞️🛣️🚙 私はかつて伊計島の宿泊施設に営業で行った時に、地元番組『HYゴーゴーゴーヤー』の撮影をしていたHYの名嘉俊さんと宮里悠平さん（いま脱退）を見かけた事がある。 この時の、カメラマンと打ち合わせをしていた時の俊さんの真剣な眼差しが忘れられない。カメラが回っている時には見せない仕事の顔というか、何か使命を持った目をしていた。やっぱ世界で活躍するニセター（若者）は違うなぁと感心した。 この楽曲も作詞・作曲が俊さんという事で、なるほど納得である。ぜひいつかうるま市の市長になっておくれ（マジありそう）。 ※コラボ画像は、帰り際に晴れ間が出た海中道路から見たエメラルドグリーンの海。 ※トップ画像は、海の駅あやはし内の『HeartY Museum』 #HY #AM1100 #沖縄ゆかりアーティスト祭り