ロックなハナウタ
夜空を引き裂いた春も
ぼくには触れてはこなくて
まぼろしのように咲いたバラ
痛みだけが指にふれる
愛おしさばかり打ち寄せ
だれにも触れたくないのに
ひとりきり生きる瞳に
やむことのない波音
ひかりのなかに恋をしてる
孤独はきっと、そういうもの
緑、破れた日影に滲む、夜の焼け跡
走るメトロの振動で、ぼくの輪郭ぼやけて
愛が、溶けだすように揺れる、ぼくだけの朝
自分で歌ってみた版はこちら
https://nana-music.com/sounds/05eaa458
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