おせ
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おせ
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「僕と俺」とを使い分けて
心ゆくまで嘘を吐く
怖いものを知らない真実が冷たく光る
臆病なフリしてないで
さぁ 面影重ねて迷い込んで
きみを護る狩人はとっくに美味しく、ね
名前なんていいから好きに呼んで忘れて
理由ばかり欲しがるアリバイを壊して
真面目なキス まるで手品のよう
暴くブラウス 床に落ちるベルト
狼少年、もう一度駆け出したらもう帰れない
たとえ誰の涙が胸に光っても
遮るものなどなにもない 不実な心が眠るまで
このまま彷徨い続けてゆく僕は、狼青年
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